フリーライターが荻窪で綴る後ろ向き日記

01

9月

2011

「Number」に欧州サッカーの日本人選手はどのぐらい掲載されているのか?

最近はめっきり読むことのなくなってしまった雑誌なのですが、最新号の「Number」の広告を見ていて、

「香川とか岡崎とかいつも同じ面子が出てるなー」

と感じたので、今年に入ってからの同誌の企画をちょっと調べてみました。

 

今年に入ってからの特集一覧

770号/僕はこんなものを食べてきた。アスリート最強の食卓。 (企画-食事)

771号/天才プレイヤーの創り方。~欧州サッカー育成最前線~ (サッカー-欧州)

772号/アジア杯激闘録。~ザックジャパン総力特集~ (サッカー-日本代表)

773号/名将の言葉学。~2011年のリーダー論~(企画-リーダー)

774号/ルーキー秘話。~プロ野球大型新人伝説~(野球-プロ野球)

775号/新・黄金世代の挑戦。 (サッカー-欧州日本人・日本代表)

776号/黄金世代がプロ野球を面白くする。(野球-プロ野球)

777号/欧州サッカー総力特集 名将が語るベストゲーム。(サッカー-欧州)

778号/カズに学べ。~明るく生き抜く11の思考法~(サッカー-カズ)

779号/これが日本の生きる道。~欧州サッカー'10-'11シーズン総集編~(サッカー-欧州日本人)

780号/名将に学ぶ。~チームを変革する新時代リーダー論~(企画-リーダー論)

781号/メンタル・バイブル~20人のアスリートが明かす心の整理術~(企画-心理)

782号/答えは過去にあり。~ニッポンの名将特集~(企画-リーダー論)

783号/非エリートの思考法。~乱世を生き抜く力をつけろ!~(企画-育成)

784号/<完全保存版>女子ワールドカップ優勝記念なでしこ激闘録。(サッカー-女子日本代表)

785号/覇者たちの夏。~甲子園 最強高校伝説~(野球-高校野球)

786号/ブンデスリーガの日本人。(サッカー-欧州日本人)

 

参照元: 「Number」バックナンバー一覧

( )内のカテゴライズはブログ主

内訳別にすると、こんな感じ(一部重複あり)

 

企画もの 6本

サッカー欧州 5本

野球 3本

サッカー代表 3本

サッカーその他 1本

 

やはりサッカー多いですねー。

企画ものにもサッカー関係者はふんだんに登場するので、もはやサッカー雑誌の風格さえ漂います。

 

あと特別すべきは、「企画もの」としてくくった中にリーダー論が3回も登場すること!

 

ほかにも「心の整理術」(781号)とか「乱世を生き抜く」(783号)とか、まるで安っぽいビジネス書のような企画もたくさん。ちなみに「企画もの」が4号つづいた780号〜783号は発売時期にすると6月9日〜7月21日。欧州サッカーがシーズンオフでネタがなかったんですね。わかります。

 

で、ですよ。

冒頭の疑問というか素朴な印象というか、同じ面子ばっかりだなーというのも、ちょっと調べてみました。

 

欧州で活躍する主な日本人プレーヤーの単独記事登場回数

 

【香川 真司】5回

「“世界基準”が生まれた理由」

(天才プレイヤーの創り方。~欧州サッカー育成最前線~  771号/2011年1月27日発売)

「シンジはサイドで進化する」

(アジア杯激闘録。~ザックジャパン総力特集~  772号/2011年2月9日発売)

「欧州で必要なことはすべて挫折から学んだ」

(新・黄金世代の挑戦。  775号/2011年3月24日発売)

「闘争心と集中力、そして優しさ」

(これが日本の生きる道。~欧州サッカー'10-'11シーズン総集編~ 779号/2011年5月26日発売)

「もう一度、マイスターシャーレを」

(ブンデスリーガの日本人。 786号/2011年9月1日発売)

 

【長友 佑都 】5回

「僕の成長に限界はない」

(アジア杯激闘録。~ザックジャパン総力特集~  772号/2011年2月9日発売)

「不屈」

(新・黄金世代の挑戦。  775号/2011年3月24日発売)

「マルディーニ&ベルゴミが見た、長友佑都の本質」

(これが日本の生きる道。~欧州サッカー'10-'11シーズン総集編~ 779号/2011年5月26日発売)

「インテルが長友を欲した理由」

(これが日本の生きる道。~欧州サッカー'10-'11シーズン総集編~ 779号/2011年5月26日発売)

「世界一を目指す自己プロデュース術」

(非エリートの思考法。~乱世を生き抜く力をつけろ!~ 783号/2011年7月21日発売)

 

【長谷部 誠 】3回

「これが僕らの進む道」

(アジア杯激闘録。~ザックジャパン総力特集~  772号/2011年2月9日発売)

「選手としての死と向き合う」

(これが日本の生きる道。~欧州サッカー'10-'11シーズン総集編~ 779号/2011年5月26日発売)

「僕が、逆境の中で心がけた10のこと」

(メンタル・バイブル~20人のアスリートが明かす心の整理術~ 781号/2011年6月23日発売)

 

【本田 圭佑】3回

「どこにもない“オリジナル”になりたい」

(アジア杯激闘録。~ザックジャパン総力特集~  772号/2011年2月9日発売)

「俺の辞書に“安定”の文字はない」

(非エリートの思考法。~乱世を生き抜く力をつけろ!~ 783号/2011年7月21日発売)

(家長昭博&本田圭佑) 「同じ日に生まれたふたりの天才」

(新・黄金世代の挑戦。  775号/2011年3月24日発売)

 

【岡崎 慎司】3回

「ダイビングヘッド封印宣言。ドイツで心掛ける2つのこと」

(新・黄金世代の挑戦。  775号/2011年3月24日発売)

「自分を客観視する技術」

(これが日本の生きる道。~欧州サッカー'10-'11シーズン総集編~ 779号/2011年5月26日発売)

「開幕ゴールに秘められたヒント」

(ブンデスリーガの日本人。 786号/2011年9月1日発売)

 

【内田 篤人】3回

「サボっちゃうタイプだから敢えて厳しい環境を選んだ」

(新・黄金世代の挑戦。  775号/2011年3月24日発売)

「チャンピオンズリーグが俺を変えた」

(これが日本の生きる道。~欧州サッカー'10-'11シーズン総集編~ 779号/2011年5月26日発売)

「ドルトムント&バイエルン攻略法」

(ブンデスリーガの日本人。 786号/2011年9月1日発売)

 

 

今年9月1日発売号までで、3回以上単独(またはそれに近い記事)で取り上げられてるのは、上記6人。

 

17回雑誌が発行された中で3〜5回なので、思ったほど多くはないんだなぁというのが率直な感想ですね。せっかく調べたのに残念(笑)。とはいえ、従来「総合スポーツ雑誌」として頂点に君臨していた雑誌の3〜4回に1回は同じ選手の記事が載るというのは、個人的にはちょっと偏りすぎな気もします。

 

もっといえば目次で確認しただけなので、細かな記事にインタビューや名前、写真が登場していたりするのを含めれば、もっと登場はしてるでしょうし、国内でプレーする選手との露出差は歴然で...というか、Jリーグは今年まだ一度も特集されてませんしね(←ひがみ)。

 

 

これまでよくも悪くも、日本のスポーツライティングの世界を牽引してきた雑誌は「Number」なわけで、これから先もかかる期待は大きいわけです。

 

欧州サッカー→欧州サッカー(日本人)→企画もの→野球→欧州サッカー→欧州サッカー(日本人)→以下ループ

 

という形で、いつまでも同じような顔、同じような切り口が続いていくと、読者さんも飽きちゃうんじゃないですかね。そうじゃなくても、欧州でプレーする日本人選手の情報はネットやCSテレビ、他誌で飽和気味なわけですし...って、この特集じゃないと売れないんでしょうね、きっと。

つくってる人たちも、実は忸怩たる想いを抱えてたりするのかな。どうなんだろう。

 

スポーツファンとしては、もうちょっと多彩な記事を読みたい気はしますけどね。

 

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08

8月

2011

紅茶飲料と紅茶とフットサルとサッカーと

午後の紅茶 Pungency DJ1 Special Box

 

午後の紅茶が通販限定で特別版の紅茶を出したっていうじゃないですか。ストレートティーとミルクティーが1Lずつで、2,000円。送料やら手数料やらいれると、2Lで3,000円近くなるというお値段の「午後の紅茶 Pungency DJ1 Special Box」。

そんなスペシャルな午後ティーが出るなら飲まない手はないよね。ということで、いつもの区民センターに集まって、「パンジェンシーを楽しむ会」をやってみました。

 

香りとか味とか

まずは、ダージリンの一番茶だけでいれたというストレートの方をぐびり。というか、ぐびりの前にグラスを傾けた段階で、

 

ふおわ〜〜〜、すごい香り!!!

 

という、ダージリンらしい青い香りが鼻を刺激します。もしダージリンの1stフラッシュを飲んだことのない方が、この高級午後ティー(ストレート)を飲んだら「なんの香りだ、これは???」状態になるのではないかと思われるほど。いわゆる紅茶香料の香りではなく、まぎれもなくダージリンの清冽な香りが豊かに広がります。これだけで感動もの。

 

で、味ですが、今回10人超で一斉に飲んだわけですが、口をつけて数秒の沈黙があった後、4〜5人が同じタイミングで

「・・・甘い」

って。

 

キリンビバレッジさんの公式サイトでも散々語られていましたが、今回の高級午後ティーは加糖なんですね。で、みんなそれを知って飲んでいるんだけれど、それでも最初の感想は「甘い」になっちゃう。

まあ普段、あまり紅茶に砂糖をいれない人がそろっていたこともあるんだとは思います。それでも、まず「甘い」と思っちゃうほど、渋みよりも甘さが際立っています。

 

で、「パンジェンシー」と呼ばれるらしい「心地よい渋み」の方はというと...。たしかに渋みありますね。甘みの向こうに。僕は結構、えぐいぐらいの渋みが好きなので、物足りないぐらいでしたけど、スッキリとした心地よい渋みが舌に残り、さわやかな味わいになっていました。

 

続いてミルクティーの方もグビリ。

 

こちらもミルクを入れてあるのに、香りがスーッと立ち上って、見事(っていうのも偉そうですが)の一言。ストレートと異なり、ウバを混ぜてあるそうで味もしっかりしていますね。ただ、ミルク嫌いな僕にはグラス一杯分は無理でした...。試飲の翌日にお話しした方は、「あまり良いミルクを使っていなさそうなのが気になった」とのこと。う〜〜ん。たしかに、ここまでこだわったのだから、ミルクもどんなミルクを使ったのか、教えてほしいですね。

 

それでも比較に飲んだいわゆる一般の午後ティーのミルクティーとは雲泥の差。日本語勉強中の外国人に「雲泥の差」っていう言葉の意味を教えたければ、この二つを飲ませればいいじゃんぐらいの雲泥の差。もう高級午後ティー(ミルクティー)は、ダージリンの香りと茶葉の渋みを確保した上でミルクティーらしいまろやかさを兼ね備えた、素敵な飲み物になっていました!

 

 

でもね、でもね、どうしても「紅茶」ではないんですよね。

 

一緒に試飲した方が言ってたんですけど、すごくおいしいし、この値段でこれだけのことをっていう驚きもあるんだけど、「紅茶」を求めると自分でお茶いれた方が早いよねっていう。当たり前だけど。なので、これって究極の「紅茶飲料」なんですよ。

僕の感想としては、「紅茶飲料」が正しく進化を重ねていってすごいものになっていた先にはこれがあります(けれど、「紅茶」ではないですよ)っていう。あくまで紅茶飲料の枠組みの中で進化した飲み物であって、紅茶の枠組みにはないというか。

 

別に「紅茶飲料」がダメで「紅茶」がイイというわけではなくて、単純に別のものだよねということです。フットサルとサッカーは似てるけど、やっぱり違う競技だよねっていうか。なんかそういう感じ。で、今回はすごく上質なフットサルを堪能させていただきましたということでしょうか。

 

お金の話?

ところで、今回の「パンジェンシープロジェクト」。さっきから「高い」「高級」言ってますが、2,000円の商品が10,000セット限定発売。全部、売り切れれば2,000万円です。でも、紅茶界の大物に監修を頼んで、凝りに凝ったサイトつくって、何より生産量の少ないDJ1をたっぷり使って....。2,000万円ではペイしないですよね。ってことは、キリンビバレッジさんの狙いはどこにあるのかしらん????ってことになるわけです。

 

一緒に試飲したティーブレンダーは

「言葉では伝えられない味と香りの「正解」を、こうしたそのままのかたちで日本中に届けられるのは、素晴らしいことだ」

と言ってました。うん、たしかにそりゃそうだ。でも、「正解」が気になる人の手もとに、この高級午後ティーが届くかっていうと、それは届かないよね。マニアしか買わないことぐらい、キリンさんは折り込み済みなはず。じゃ、他の狙いはどこにあるんだろう?

 

僕の素人考えではこのプロジェクトはそれ自体、巨大な宣伝であって、今回の高級午後ティーは「飲んでもらわなくて構わない」んだろうと思うんですよ。意地悪く言えば、飲まれてしまえば、普段の午後ティーの貧弱さが際立っちゃうから、できれば飲んでほしくないのかもしれない。

 

ただ、こういうブログやらクチコミで、

「午後ティーがすごい紅茶出したんでしょ」

「午後ティーが本気になれば、すごい味のが出せるらしいじゃん」

と日本中の生活者に思ってもらえれば、それでOKだと思うんですよ。キリンビバレッジとしては、紅茶愛飲家の裾野を広げることも大事だけど、他メーカーさんの紅茶飲料に圧倒的なブランド力の差をつけ、その王座の地位を決定づけることも大事なんだろうなって。

 

でも実際のところどうなんでしょうねー。キリンの中の方に、本当の狙いはどこにあるの?実際にやってみてどうだったの?って、話を聞きたいですね。すごく聞きたい!

 

「紅茶飲料」は「紅茶」に進化するのかとか、企業の思惑とか、偉そうに語ってしまいましたが、正直、そんなことより、今回の「午後の紅茶 Pungency DJ1 Special Box」は、素直に「すごい飲み物」でした。

 

おいしかったし、面白かったです!

 

みんなでワイワイガヤガヤと、味わう機会をくれたキリンビバレッジさんのチャレンジに感謝です。ありがとうございました。

 

一緒に試飲したお二人の素敵なレポもどうぞー

 

こうや さん

「パンジェンシー」茶会とおいしい時間

 

糀谷 やな さん

2100円の午後の紅茶 パンジェンシーDJ1 スペシャルボックスを飲んでみたよ

 

 

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13

7月

2011

Google+を取り巻く人たちへの違和感

 

誰だか知らない人にどんどんとサークルへ加えられていく。

2120、3359、4989、1729、2329、905、3509......

これは、僕を加えた人たちがサークル内に登録している人数。

 

実生活でもtwitterでもFacebookでもその他の場所でも、

この方々と僕は面識がない。もちろん言葉を交わしたこともない。

プロフィールに僕の情報は赤裸々に記してあるけど、多分、彼らはそれを読んでない。

一人ひとり読んで判断していたら、数千人もサークルに加えていく作業は膨大だ

いい大人が2〜3日でそんなことするとは思えない。

 

ということは、彼らは機械的に僕を自分のサークルに加えていった人たち。

 

数千人の投稿が流れるストリームを眺めるためだけに。

誰よりもGoogle+の新しさを楽しむためだけに。

 

数千分の1がTakashi Andoである必要なんて鳥取砂丘の砂粒一つほどにもない。

別にそれが僕の親だって、妻だって、甥っ子だって、後輩だって構わないはずだ。

数千人を抱えるストリームを構成するパーツが欲しいだけなんだから。

 

僕はtwitterもFacebookも結構好きだ。

最近、ちょっと疲れてきたところはあるけれど、

それぞれ僕に新しい交友関係だったり、腐りかけていた旧友との再会だったり、

海外の情報取得のスピード化だったり、likeすることの楽しさだったり、

いろいろなことをもたらしてくれたから。

 

SNSって、人と人がつながるそういうものだと思ってた。

 

でも今のGoogle+を取り巻く人たち

僕をパーツの一つとしてのみ見ているだろう人たちとのあいだに

そういう関係が生まれる気はまったくしない。

 

バカだなぁ、そこでコメントしてみな、+1してみな

新しい交友関係が広がるかもしれないじゃないかという人もいると思う。

でも、僕は彼らを相手にそれをしたいという気持ちにまったくならない。

 

春先に駅で名刺配りをさせられている新入社員。

彼らはとにかくたくさんの名刺を交換することが目的。

相手一人ひとりが何者かなんて、後で確認すればいいやと思ってる。

 

大抵の人は声をかけられても無視するはず。

そんな人と名刺交換なんてしたくないし、言葉だって交わしたくない。

奴らは上司に報告する名刺の枚数がほしいだけだと思ってる。

 

でも彼らとだって、あいさつして、名刺を交換して、言葉を交わせば、

すごく有意義な付き合いが生まれるかもしれないじゃない。

でも、誰もしない。気持ち悪いから。無駄だから。僕だってしない。

 

 

とはいえ、これからもGoogle+は使っていくと思う。

サークルごとに情報流通の切り分けができるのはとても便利だと思うから。

ただサークルがあんまり閉鎖的になってもつまらないので、

プロフィール検索なんかでもっと簡単に共通の趣味を持つ人が探し出せたり、

共有機能で話の合いそうな人が見つかりやすくなるといいなとは思う。

猫画像の共有はもういいや。猫、かわいいけど。もういい。

 

多分、今後もtwitterでは少ポスト、多フォローのスパムアカウントを嘲笑う人たちが、

Google+では我先にと多人数サークルを作って、

そして「Google+を誰より楽しむ15の方法」みたいなエントリーを書き、

そしてはてブを集め、情報の最先端を気取っていくんだと思う。

 

反吐が出る。

 

 

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24

4月

2011

希望の地としてのスタジアム

たかだかサッカー。他人がボールを蹴って走り回ってるのを見て何が楽しいのか。大のおとなが大勢集まって、わーきゃー歓声上げて、何をやっているのか。

 

サッカーを知らなければ、そんな風に思うのは無理からぬことです。たしかに自分でボールを蹴るわけでもなければ、ゴールを決めても試合に勝っても、僕らの懐が潤うこともありません。

 

でも、もしそんな風に思う人がいたって、僕らはスタジアムへ足を運びます。スタジアムには、日常では味わうことの少ない歓喜や驚嘆や落胆(ときどき怒り)が満ち、それらをともにする仲間がいます。

 

今週末、Jリーグが再開しました。

 

4月23日土曜日。川崎市の等々力陸上競技場へ川崎フロンターレ対ベガルタ仙台を観にいきました。試合前は川崎サポーターからベガルタ仙台コールが巻き起こるほど、スタジアムは日本のサッカーファミリーらしく激励に満ちたあたたかな雰囲気。でもいざ試合となれば、そこは勝利を求めるスポーツの世界。ピッチ上の選手もスタンドで声援を送る観衆も、熱く激しく、ただひたすらに戦うのみです。

 

川崎フロンターレ 1ー2 ベガルタ仙台

前半37分 田中 裕介(川崎)

後半28分 太田 吉彰(仙台)

後半42分 鎌田 次郎(仙台)

 

最後まで懸命にボールに食らいつきつづけた仙台の選手達が、試合終了間際に劇的な逆転ゴール。ボールへの反応の早さ、相手選手への当たりの強さ、落ちない運動量。

 

フロンターレは言うまでもなくJ屈指の強豪チームです。しかしこの日は、ベガルタの選手達の方が明らかに気持ちで相手を上回り、そして結果でも川崎を上回りました。

 

 

ベガルタ仙台のゴールが決まると、サポーター席には「オー・シャンゼリーゼ」のメロディが響きます。

 

♪オー!フォルツァ仙台!オー!フォルツァ仙台!

 ラララ!ラララ!ラララ!ラララ!ラ〜ララ〜ララララっ、ラ〜ララ〜ラ!

 

23日の等々力陸上競技場では、同点ゴール、逆転ゴール、そして試合終了後の3回。歓喜の歌声が響きわたりました。

 

サッカースタジアムには歓喜の絶叫が響くことがあれば、落胆のため息が折り重なることもあります。喜びの歌や激励のコール。90分間に感情の浮き沈みがあり、それをともにする仲間がいます。

 

ベガルタが勝ったところで、それが直接復興の一助となることはありません。でも、サッカーが感情のスポーツであれば、歓喜や激励や、もしかしたら落胆の向こう側に希望をつむぐ人が必ず生まれ出てくるはずです。4月23日の等々力陸上競技場でもきっと希望の種は生まれたに違いありません。

 

今、希望を持つことが難しい状況にある人たちの気持ちが少しでも動き、そして光がほんのちょっとでもさしたなら、どれほどまでに素晴らしいでしょうか。

 

「AUX CHAMPS ELYSEES(オー・シャンゼリゼ)」は、出会いや楽しさにあふれるシャンゼリゼ通りでの喜びをうたった歌だそうです。スタジアムにも、あの素敵な通りと同じように、希望にあふれた喜びが満ちあふれますように。

 

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21

3月

2011

国民の映画を観てきた

 

ここのところネットには、いやネットだけではなくテレビにも新聞にも雑誌にも正しさがあふれかえっている。食料品の買い占めはもってのほか、節電に励まなければいけない...。同じ<災害後の日本人像>を語っても、作家が今回の震災を「希望」だと言えば賞賛され、知事が「天罰」と言えば罵られる。

 

 

 

自然とできあがっていく得体のしれない正しさは僕らから思考を奪い、想像力を蝕み、独善的な判断を増幅していく。もしかしたら、頻繁に買い物には出られない人の買い物かもしれない。もしかしたら過度な節電で収入を失った非正規雇用者がいるかもしれない。でも「買い占め」は悪だし「節電」は善だ。正しさの恐怖が、今この国を覆っている気がする。

 

「国民の映画」は1941年、ナチス政権下のドイツを描いた作品だ。宣伝大臣として映画芸術を統制していたゲッベルスを中心に、信念と欲と忠誠の間で12人の映画人たちがさまざまに揺り動かされていく。休憩時間を含め3時間。登場人物がそれぞれの正しさに突き進み、翻弄され、追い込まれていく。

 

今の僕らは正しさに追い込まれてはいないか。誰かを追い込んではいないか。この作品は3月6日にプレビュー初日を迎えているので、震災が重なったのは偶然だ。しかしそこに描かれている様子は驚くほど今の東京によく似ていたと僕は感じた。

別にここにゲッベルスがいるというわけではないし、誰かが大衆を扇動しているとも思わない。僕だって無駄な買い物はしないようにしているし、できる限り暖房にも照明にもスイッチはいれていない。twitterで想像上の買い占め人をからかい、セ・リーグに文句をつけ、大した知識もないのに東京の放射性物質汚染は大丈夫だと高をくくる。

みんながどういうわけかそこに横たわっている正しさを正義だと思い、誰かが誰かの行動を規定する。こいつなら叩いても大丈夫だというコンセンサスができあがれば、徹底的に攻撃される。なんで攻撃されるかって。それは奴らが正義に従っていないからだ。

 

思考や想像力を失い、モノサシだけを手にした人間はこわい。それは70年前も今も変わっていないように思う。

 

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10

3月

2011

共感の作用と副作用

感情を共有する喜びってありますよね。facebookの「Like」もまさにそんな感じ。先日、お話をする機会のあったソーシャルアプリの作者さんも、そんな「場所」をつくりたくて、アプリを開発したんだそうです。

 

自分の書いたこと、自分の好きなものに「いいね」って言ってもらえれば、それがボタンをクリックしただけの賛意だとしても、やっぱりうれしいものです。うれしさはうれしさを呼んで、ネット上にはささやかな善意が拡大していきます。その結果、

 

みんなハッピーだねー!ひゃっほー!

 

ってことになるんだけど、でも最近、ハッピーの輪の外側にも人がいるんじゃないかなぁと思ったりもするわけです。

 

「いいね!」とボタンをポチッとすることだってどきどきする。ましてコメントを残すなんて、会話をするなんて、オフで直接お会いするなんて!!

 

そんな風に気持ちが強ばっちゃうことってありませんか。僕はあります。

 

自意識過剰だって言えばそうなんだけど、コミュニケーションを取りたくても、相手に自分の存在が認知されることが怖い。憧れの同級生に話しかけたいんだけどやっぱり無理みたいなそんな感じ。で、結局話しかけられなくって、直接会うこともできなくって、どよーんと落ち込んだり悲しくなったり。

 

まあね、それは「ぼっち」を選んだ自業自得なわけですけど、それでもやっぱり強ばり体質な人はいるわけです。で、強ばって落ち込んでるだけならいいんだけど、それをこじらせると今度は、「あいつらばっかりキャッキャウフフしやがって・・・」と嫉妬心が爆発するわけです。

 

それがさらにひどくなると、もしかしたら嫉妬心が反発心に変化して、「うっせーよ。ふざけんなよっ」てなことになっちゃうことがあるかもしれません。僕はそこまではなったことがないけれど。

 

SNSで共感を生みやすくなったことは、とてもハッピーなことだと思うんです。

でも、そのハッピーに体を任せすぎて、そこに加われない人を見過ごすことはできるだけ避けなきゃいけないかなって思うんです。

 

SNSで生まれるハッピーな作用に対する副作用。

どんな良い薬も、それが身体に作用する化学物質である以上、見込んだ作用以外の働きが生まれてしまうものです。だから、強ばりから発生する「嫉妬」「強がり」「妬み」「反発」。そんなのも副作用じゃないですかね。

 

じゃ、具体的にどうすればいいっていうと.....

その対策がなくて情けないんですけど、やっぱり自然に振る舞える人から降りていってあげなきゃいけない場面もあるかなと思うんです。

 

仕組みがつくれれば一番なんだけど、それが無理なら心構えでカバーできたらいいですよね。気持ちのどこかに、

「参加できない人が爪を噛んでないかな」

って、思っておくだけで、多少は救われる人が出てくるんじゃないかなと。甘ったれた考えかもしれないけど、そんな風に少しでもハッピーを楽しめる人が増えればいいなと思います。

 

あと、そんな「強ばりさん」を助ける仕組みのあるソーシャルアプリがつくれれば、結構おもしろいかもしれないですね。

 

 

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07

3月

2011

インターネットはみんなにやさしいですか

インターネット便利ですよねー。

 

お芝居やサッカーのチケット買ったり、本を買ったり、いろんな人と交流したり、お店の予約を取ったり。あと、僕は公民館の予約もネットで取ったりするので、本当に便利。もうネットがない生活は考えられません。

 

だから、実家の両親なんかを見ていても、

「もっとネットを使えばいいのに・・・」

と思うわけですが、実際のところどうなんだろうなー。

 

「使えばいい」ってのは、もしかしたら強者の論理かもしれませんね。

買い物難民

今、地方には「買い物難民」と呼ばれる方が高齢者を中心に増えています。

このところの不況のあおりを受けて、不採算のスーパーが次々に閉店。近所に買い物のできる場所がなくなり、なおかつ自動車などの生活の足もない。日々の食事の材料を買うのも一苦労。そんな人たちが「買い物難民」です。

 

僕の義両親も近所にスーパーがなくなり、自動車を持っていないので、かなりそれに近い状態です。今は週に一度、訪れる生協の通販に頼っているみたい。

 

で、そんな人たちを見ると、「ネットスーパーの出番じゃん」とネット脳の僕はすぐに思うわけです。PCが難しければiPadでも注文できるじゃんって。

でも、マシンを起動して、ブラウザなり専用appを起ち上げ、目当てのお店へ行って商品を選び、カートの中身を確認し、決裁し、メールで再確認して商品の到着を待つ・・・。

この流れって、慣れてないと案外大変なんですよね。

 

もちろん「ちゃんと買えてるかな」という不安もあるんだけど、それだけじゃなくて、「ネットにつながらない」「なかなか表示されない」「どこに何が売っているのか分からない」「自分が今、どのフェーズにいるのか・・・」などなど。

 

僕らがネットに向き合って無意識のうちに軽々と越えているハードルの一つひとつに、彼らは多分正面がぶつかって倒れ込むわけです。

 

おばあちゃんと割引券

最近、「あれ」だと言われることの多いソフトバンクの「光の道」構想では、

「日本のどこの家庭でも、教育や医療の機会が得られるようになり、将来の教育や医療のあり方に革命が起こります。」

と、光インフラが普及した未来を虹色に描きます。

 

でも断言してもいいけど、今、どんなサービスが日本の隅々まで普及したって、絶対に高齢者は対応できません。

 

過疎地では、行政がタブレット端末を各戸に配布して行政情報などをフォローしていこうという話が出たり消えたりもしているなんて噂話を聞きますが、そこで大事なのは信じられないぐらい簡単なUIの実現とトラブル対応の態勢づくりです。

 

そして、簡単なUIを実現するのはもちろんまったく簡単なことではありません。

先日、ラーメン屋さんで割引券を手にしたおばあちゃんが、懸命に割り引き内容を店員に確認していました。割引券には

「ラーメン大盛り無料 または 味付けたまご半額」

と書いてあったようなのですが、「無料」と「半額」が頭の中で入り交じって、なかなかおばあちゃんは理解できません(店員さんの親身な対応で最後には理解しているようでした)。もちろん、そのおばあちゃんは、横から見ている限り、非常に元気で話す言葉はしっかりとした感じの方でした。ただ、人間、年を重ねていくと、嫌でも柔軟な理解力が損なわれてしまうものなのです。

 

これから「買い物難民」をなくし、スムーズにITインフラを整備していくためには、そんなおばあちゃんやおじいちゃんを基準に、彼らにも使えるもの。彼らが戸惑わないものを整備していかなくちゃいけないと思うんです。

 

OSだとかハードのスペックだとか通信技術だとか。そういうのは必要なんだけど、僕らが下水管のスペックに詳しくなくてもトイレが使えるように、別に表立って伝える必要のないこと。

それよりも本当に誰でも使えるやさしいインターネットが実現するといいなと思うわけです。

 

ちょっとした説明だけで、田舎のおばあちゃんも簡単に買い物ができることこそが、僕らの未来なんじゃないですかね。

 

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12

2月

2011

縁を選ぶ人々

昨日と今日もNHKで「無縁社会」の放送があったそうで。

そういえば今年に入ってから朝日新聞が「孤族」なんていう、流行語狙いの後追い企画をやってたりもしますが、現代社会には孤独な人が増えてるのでしょうか。

現代に生きる僕は現代のことしか分からないので、孤独な人が増えているのかどうkは正直分かりません。

 

もし現代社会に「無縁」が増えてるんだとしたら、それは縁を選ぶ「選縁」な人たちから拒絶されることに対する防御装置としての「無縁」が増えているんじゃないかと思うんですよね。それは、「選縁」の副産物としての「無縁」と言ってもいいかもしれません。

 

防御装置としての「無縁」(「選縁」の副産物としての「無縁」)というのは、「どうせ後から傷つけられるぐらいなら最初から縁など求めません」ということです。

 

少し僕の話をします。

 

僕は見た目にもパッとしませんし、仕事ができる雰囲気もお金を持っている雰囲気もありません。話が上手いわけでも、笑顔がかわいいわけでもない。なので、仕事関係のパーティーやネット上で知り合った人の集まりに行っても、華もなく、誰かと会話をしたところで相手のうんざり感をひしひしと感じてしまうわけです。

 

でも、それでも、気力を振り絞ってその場をにこやかに乗り切ったとしてもですよ、後からメールをしたり、twitterで話しかけたりしても相手の反応の薄いこと! 以前など、実際にお会いした方に"dare?"っていうリストに一人だけ入れられてましたからね(笑)。

 

幸い、僕は比較的心がタフなので、そういう目にあっても、人と会うことを止めようとは思いませんけれど、「そんな目にあうぐらいなら、出かけなくてもいいや」って思う人はいても不思議ありませんよね。

 

 

僕らは誰かと出会うたびに、メリットやら旨味やら面白みやら著名性やら...。そんなものばっかり求めてはいないでしょうか。それが、防御装置としての無縁を呼んでいるのではと思うわけです。

 

ん、NHKや朝日新聞のいう「無縁(孤族)」ってのは、看取りの人がいないって話だけなのかな・・・。

でも自分が死んだら誰が看取ってくれたかは分からないわけで、それよりも今をどうつながって生きていくかの方が大事じゃないですかね。

 

 

 

 

 

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07

2月

2011

Jリーグ特命PR部はつぶれればいいと思うよ

昨年(2010年)7月にスタートした「Jリーグ特命PR部」。あまねく世間に知られるということはなかったものの、ネットの世界にいるJリーグファンには広く知れ渡り、3,800名を越える「特命部員」を集めたそうです(2月8日現在:3,889名)。

 

Jリーグを報じる場には、木下優樹菜部長を送り込み、女子マネ足立梨花さんは全国のスタジアムを行脚。これだけ大規模なPRキャンペーンですから、もちろん立派な成果も残しています。それも1つだけじゃない、2つもです!

 

1つは、足立梨花さんの発見!

 

今やJリーグおたくには「あだっちー」の名を知らぬ者はいないんじゃないかという大活躍。つらい表情一つ見せず、楽しそうに全国のスタジアムを巡り、グルメや応援風景をレポートする様子は大いにファンの心をつかんでいます(同時に木下部長の失墜という成果もセットに上げられますが、まあ、そこは、それ...)。

 

そして2つめの成果は、カンボジアの小学校に451枚ものサッカーユニフォームを寄贈したことです!

 

J's GOAL」で紹介されている子供たちはととてもうれしそうな笑顔で、本当に心が和みます。ユニフォームを提供された一人ひとりのサポーターの心はきっと子供たちに届いたことでしょう。

ユニフォームを持って行くスタッフが道中、「ボールがほしい」と学校側に頼まれ、急遽ボールを買ったなんてこともあったようですが、この「Jリーグ特命PR部」という企画を取り仕切っているPRユニット、オガワカズヒロさんも「胸が熱く」なったそうで何よりです......。

 

 

で、Jリーグの観客はそれで増えるの?

 

 

カンボジアの子供たちが喜んだのは、それは間違いなく素敵なことです。超長期的に見れば、彼らの中からJリーグファンがちらほらと生まれるかもしれません。さらに、このトピックが一般のメディアで報じられれば、国内の非サッカーファンがJリーグを見る目が変わるかもしれません。

でも、それって、「Jリーグ特命PR部」の本筋なんですかね?

 

 

昨年7月のJリーグ特命PR部員募集開始のプレスリリースには次のように記してあります。

 

2010Jリーグ特命PR部とは、一人でも多くの方々がJリーグやサッカーに興味を持っていただくことを目的に、「2010Jリーグ特命PR部 部長」であるタレントの木下優樹菜さん、「2010Jリーグ特命PR部 女子マネージャー(略称:女子マネ)」であるタレントの足立 梨花さんと共にJリーグとサッカーの魅力を広めるためにつくられた部です。

 

Jリーグおたく同士がブログ書いたり、ハッシュタグ(#J_toku)つけてTweetしたり、古着集めてカンボジアに贈る。

 

それで、「Jリーグとサッカーの魅力」は広まるんですか?

 

心をこめてユニフォームを贈られたサポさんや日頃、ブログやTwitterで情報発信しようと頑張ってるサポさんには申し訳ないけど、JリーグがPR会社のオモチャにされてるだけにしか見えない「Jリーグ特命PR部」なんてものは、一刻も早くつぶれてしまえばいいと思います。

 

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10

1月

2011

スポーツ中継を見て感じた3つのこと

今日の高校サッカー決勝でお正月のスポーツラッシュもひと段落でしょうか。

と思いきや、まだサッカーのアジアカップが続くので、スポーツが苦手な人にはもうちょっとうるさい季節が続くかも...。

 

で、うるさいといえばテレビのスポーツ中継ですけれど、お正月から今日までテレビ画面を眺めていて感じたことをいくつか残しておきたいなと思います。

●物語

みんな物語がそこにあれば、それを楽しもうと思うんですよね。

で、箱根駅伝はもう、物語の宝庫なわけです。

 

成長、挫折、栄光、友情、勝負...

 

ジャンプのマンガ並に物語にあふれてる!

アナウンサーがちょこちょこ挟む言葉の数々も、物語を補強するナレーションだから、みんな気にならず、恩師の話や前日の様子も楽しく聞けちゃう。


もちろん駅伝という時間が有り余る競技特性もあるけれど、アナウンサーが語るすべての言葉は、箱根の山やシード権争い、繰り上げスタート、優勝争い、それらのためのドラマスパイスなのでウェルカムなんですね。

 

よく言われることですが、日テレのサッカー中継はこのスパイススタイルを用いています。でも駅伝とサッカーでは競技リズムが全然違うし、サッカーの単独試合では箱根ほどドラマイベントが盛りだくさんじゃないから、どうしても浮いちゃうんですよね。

 

●ルール

一方、アメフトやラグビーなんかでは、物語以前にルールが分からない!

どの選手が何をして、その背景に何があろうが、ルールが分からないから感激しようがない!

 

なのでNHKの実況はルール説明よりなスタイルなんですね。

 

スポーツ好きとしては、そろそろルール説明なんか省いたマニアな実況スタイルにしてもいいのではとも思うのですが、不特定多数の方に見てもらうことを前提としたHKではそうもいかないのでしょう。

 

で、「お正月一大物語」がお目当てのお茶の間の皆さんは、ルールが分からないスポーツなんて見やしないわけです。

よって学生ラグビーなんかは特に1月の風物詩なわけですが、注目度が落ちているんではないですかね。

●解説

どのスポーツ中継を見ていても「何だかなぁ」と思うのが解説陣の皆さん。

アナ「今の攻防で得点が入らなかったのは、なぜでしょうか」

解説「守備陣が非常に上手く守りきりましたね」

 

・・・・こんなアホみたいな会話があらゆる競技で繰り返されていました。

アナウンサーが僕らの代わりに聞いてくれてるのは、「なんで守りきれたか」という「原因」なのですが、解説者は目に入ってきた「現象」しか言葉にできない。

 

実はこれって、日本のスポーツ界が抱える病気と根は同じなのかなと感じています。

 

ことあるごとに「攻めの気持ち」「自分たちの戦い」を繰り返す選手達。きっと指導者がミーティングでそれを口にしているのだとは思いますが、そこにどれだけの具現的なイメージがあるのやら。

 

選手、指導者時代に身体動作や戦術を言語化できなかった人が解説者になった途端、言葉を巧みに操れるわけもなく、結局「現象」を口にするしかないわけです。

 

もっとも身体動作や戦術の言語化は指導者競技者のみならず、スポーツ記者やスポーツライターも非常に苦手な分野で、日本のスポーツライティングに異常にウエットな情緒的描写が多いのは、身体を言葉にすることが皆、苦手だから(と、客が物語を求めているから)だと僕は考えています。

 

 

まあ、そうは言っても出不精な僕としては、こうしてテレビでスポーツ中継をしていただけるのは、本当にありがたいことなのです。うるさい実況は音を消しちゃえばいいしね。

 

でも、スポーツを言葉にできない時代がいつまでも続くと、この国にスポーツはいらなくなっちゃうぞとも思ってしまうわけで。

 

民主党のスポーツ議連の皆さんがスポーツ省設立に力を入れていくみたいですけれど...

 

役所ができてみんなが豊かにスポーツ観を抱けるといいですね(棒

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30

12月

2010

希望をともすソフトボール部を見ました

石川県立門前高校の女子ソフトボール部を3年間にわたってていねいに取材したドキュメンタリー「私たちの時代」をみました。大地震に見舞われ、悲嘆に暮れながら、明日を目指すソフトボール部の女の子たちを追った作品。

高齢化過疎化が進む町にあって希望の灯となる女子ソフトボール部。

2007年3月25日に門前町をおそった能登半島地震。

絶望の中に希望を求める人々。

定年を間近に控えた名監督と選手を激励するコーチ。

数年後の廃校決定。

実力伯仲の好敵手、津幡高校。

1年生にポジションを奪われる3年生。

熾烈を極める高校総体決勝戦。

 

これらに部員個々の家庭のエピソードが加わって、「人生ってそんなにいろんなことが起こるの」というぐらいのお腹いっぱいドキュメンタリーでした。

 

個人的に非常に興味をもったのは、元気のない町でのソフトボール部の存在感でした。

 

過疎が進むお年寄りばかりの町。失礼ながら、娯楽もなければ、活気もない。そこに襲った大災害。地域の人々は、どれだけ彼女たちの活躍に希望の灯を見たのかなと。

スポーツは感情が積み重なる装置なんですね。希望も願望も夢も絶望も達成感も、非常に分かりやすい形で人々を巻き込んでいくのがスポーツなんです。選手たちが懸命であればあるほど、応援する人たちもその熱にあおられていく文化装置がスポーツなんです。だから、門前町の人たちは彼女たちの活躍に巻き込まれていったんだろうし、彼女たちの奮闘は人々を励ますことができたんじゃないかなと思うわけです。

 

そこにスポーツチームがあるからといって、若年人口が増えるわけでも、壊れた家が直るわけでもありません。まして彼女たちの活動は高校の部活動。成果を残したところで、町にお金が落ちるわけじゃありません。でも、そこに門前高校の女子ソフトボール部があり、懸命にボールを追う彼女たちのおかげで勇気づけられた人がたくさんいるんですよね。

 

部員や監督、コーチのみならず、門前町の人々や家族、ライバル校の部員たちにまで、丁寧に取材を行った本当に濃密なドキュメンタリー番組でした。終盤に部員の子たちが次々に吐露する道徳的価値観は、ちょっと体育教育の悪しき部分を見せられた気もしますが、地域におけるスポーツチームという側面から非常に興味深い番組でした。

 

取材し番組を制作されたスタッフの皆さん、ありがとうございました。

 

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28

12月

2010

努力は結果に結びつくという嘘

人の努力の割合に応じて(境遇に)差が生じるのは当たり前です。

と、勝間和代さんが「勝間対談『もっと“格差”が必要です』」という記事でおっしゃっています。

 

本当にそう思っているのでしょうか。

 

 

 「日本はもっと格差があったほうがいい」という話も出ました。人の努力の割合に応じて差が生じるのは当たり前です。それまで否定するからおかしくなってくる。機会平等の保障は必要だけど、結果平等を保障するのは違います。もちろん、今の日本は結果平等を保障しているわけではないので、結果は人の努力によって変わるのですが、うまく結果を出した人をみんなで叩くというよくない風潮がありますね。

「勝間対談『もっと“格差”が必要です』」より引用

 

 

この部分を読んで、おかしいなぁ、納得いかないなぁと僕は思うのです。人は努力だけで結果に結びつかないことを僕は知っています。優れたアウトプットを生みだし、金銭的な「結果」を得るためには才能と運に恵まれなければならない。努力しただけで結果はついてきません。

「結果は人の努力によって変わる」のではありません。才能と運によって変わるのです。

 

上図のそれぞれのエリアには下のような人が当てはまります。

 

A:才能にも運にも恵まれた人

B:才能はないけど運に恵まれた人

C:才能はあるのに運に恵まれない人

D:才能も運もない人

 

スポーツライティングの世界で例えれば、

名のある書き手の中で、文章力の豊かな方が「A」

選手と知り合いだ、過去に偶然ヒット作を出しただけな方が「B」

書き手の夢は諦め、1ファンとしてスポーツ観戦を楽しむ「C」

ちょっとブログとかも書いてみるスポーツ好き「D」

という感じでしょうか。

 

 

世の大半の方がCorDに所属するわけですが、スポーツライティングで身を立てるために努力するというのであれば、皆、少しでもY軸方向に上昇できるように、スポーツに対する表現力や観戦眼の向上などに「努力」するでしょう。でも、そんな努力は普通、「A」に近づくという結果には結びつきません。多少、右側へと移りやすくはなるでしょうが、左半分から抜け出せないという結果は努力では変わらないのです。

 

一方でたまたま、たとえば選手と知り合いで独占インタビュー記事を書く機会があった、新メディアの記者募集に採用され発表の機会を与えられたなど、何かの折にスポーツメディアに入り込み、そこで居場所を確保しさえすれば「B」のエリアで業を営んでいくことができます。もちろん、その運を獲得するために、それぞれ人脈拡大や記者募集に応募するなどの「努力」はしていることと思います。もちろん縦軸方向に上昇する努力もしていることと思います。

僕は別に「B」にいる人たちがズルしてるとも楽してるとは言いません。ただ、僕が言いたいのは、彼らの努力が横軸方向の推進力に結びついているのは「運」だということです。

 

僕が昔、憧れていた(いや、今でも憧れてます)というだけの理由で、スポーツライティングの世界を例に考えましたが、これは一般のビジネスパーソンの世界でも変わらないのではないでしょうか。

上司に認められた

大きな成約が取れた

新卒採用の多い時代に生まれた

迷った末に入社を止めた会社がつぶれた

............

 

金銭的な結果を得ている人は運のいい人なんです。そこに僕らの「努力」はどれだけ関係しているというのでしょうか。「努力」にはきっと2種類あるのでしょう。一つは縦軸方向に技量をみがく「努力」。僕がすぐに想像する努力はこちら。もう一つは横軸方向に運を呼び込むための「努力」です。

 

想像するに、冒頭の勝間和代さんの「人の努力の割合に応じて差が生じるのは当たり前です。」という文章は(私は努力している人を見捨てていませんよ)というエクスキューズを表現するために「努力」という言葉をあえて用いているのだと思います。でも「努力の割合で差が生じる」のではありません。差が生じるのは「運の割合」によってです。今のまま「結果は人の努力によって変わる」社会を築いたら、皆が「D」から「B」を目指す横軸の努力をすることでしょう。そんな国に、どれだけの未来があるというのでしょうか。

 

僕は努力した人が報われる社会というのはあり得ないと思います。努力したって「D」から「C」へ上がっていくことがままならない人は大勢います。大切なのは「C」に生きる人々が正当に評価される社会を築くこと。そして、「自分は『C』へ上がることもままならない」と感じたら、次のフィールドへすぐにトライする。何歳になっても、男も女も関係なく、新しいフィールドへ移ることができ、挑戦しつづけられることではないでしょうか。

 

もちろん「D」でありつづける人のために、勝間さんがおっしゃるようなベーシック・インカムが整備されていることも重要です。でも、「努力が結果に結びつく」なんていう欺瞞をいつまでも抱えていることは、かなわぬ願いに身を縛られつづけるだけで不幸なことです。

人が能力によって正しく評価される社会になること。そして、そこから運をできる限り排除するために、年齢や性別による差別がなくなり、さまざまな分野に何度でも挑戦可能な社会であること。それが、僕の思い描く、努力が尊ばれる社会です。

 

 

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24

12月

2010

一家に一台と一人に一台の値段

文章を書く際に気をつけていることがあります。それはなるべく同じ言葉を繰り返して使わないようにということ。たとえば

「AAスーパーでは割引販売を行っており、来店客はその割引率に驚きながら...」

ではなく、

「AAスーパーでは割引販売を行っており、来店客はその販売価格に驚きながら...」

というような感じ。異なる表現を用いて文章の平板化を避けることで、少しでも読みやすい文章になるように心がけています。

 

そんな際に役に立ちそうな道具が「類語辞典」。あったら便利かなぁと思いつつ、これまであえて買うということはありませんでしたが、ここに来てちょっと気になる商品が。三省堂の出したiPhoneアプリ『三省堂 類語新辞典』です。

 

ニュースサイトのレビューを読むと検索性が高いようで、「表現力をつける魔法の杖になってくれるんじゃないか」なんて淡い期待も抱いてしまいます。もちろん、そんな魔法はないことは分かってるんですけど、技量の乏しい者は魔法にでも頼りたくなるのが常というもので...。

たた、ちょっと気になる点が一つ。それは、iPhoneアプリだということです。

 

アプリだからこそ、僕は欲しいなと感じたわけで、検索性が高いし、どこへでも持ち運べるし、履歴が残ったり、語句比較ができたりと機能はとても充実しています。でも、一人でしか使えませんよね。二人暮らしの我が家で二人で使おうと思ったら、iPhoneを貸し借りするか、2つ買わなくちゃいけない。う〜〜ん、せこい話ですが気になるところです。

 

これまで「一家に一台」なものってたくさんありました。テレビはもちろん、百科事典とか画集とか、電気ポットとか急須(ティーポット)とか。電話もそうですし、まあ、他にもいろいろ。でも、今はそういうものがどんどん家族内でも個人所有になっている気がします。良いとか悪いとかじゃなくて、所有の形態が大家族から核家族に移り、そこから今は個人へとさらにシフトしています。

 

そんな変化の時代にあって、物の価格設定というのは変わらないんでしょうか。一家に一台なら1万円だったものが、一人に一台なら5千円とか。類語辞典が紙だったらわざわざ二冊買う家はないと思うんですよ。割引販売じゃないけれど、消費の仕方が変わっている時代に、販売はどう変わるのかななんてことが気になってしまいました。

 

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23

12月

2010

SNSでつながりますか?

twitterやmixi、tumblrでもInstagramも...。なんだっていいんだけど、僕らはwebサービスを使うときに当たり前のようにIDを取得します、特にこの数年。直接、会話ややりとりをする際もIDやスクリーン名が基本で、僕も「のりさん」と呼ばれることに最近、慣れてきました(が、本来、それは父親の名前だw)。

「のりさん」なり「のりじゅにあ」なりと呼んでくれる人が増えてきました。人に認識されるということは、恥ずかしげもなく言ってしまえば、本当にうれしいことです。でも、「のりさん」と呼ばれているうちは、本当に僕を認識してくれているのか、僕が受け入れられているのか不安だったりもします。

 

SNSでのスクリーン名はあくまでも別人格(あるいは人格のほんの一部分)だという話ではありません。生活情報を垂れ流している僕にとって、それはあまり気にならないし、twitterにいるのは僕自身だと断言できます。そうではなくて、スクリーン名というものがSNSというサービスに依存したものであるということに、ザラザラとした印象をおぼえるのです。

 

たとえばtwitterで僕とつながっている方がいるとします。日頃から仲良くしてくれて、実際に飲みに行くことも幾たびか。それぞれの趣味も知ってるし、仕事も知っているし、何だったら好みの異性だって恋愛事情だって知ってるかもしれない。でも互いに本名も電話番号も住所も知らないわけです。だって、知る必要を感じないんですから。

 

名前はtwitter上で呼び合う名前があるし、連絡もtwitter上でできる。実際に会って話をしてるし、互いにいろんなことを知っているから近所の人なんかよりもよっぽど信頼だってできます。名前すら知らないのに。

 

彼(彼女)にとっては、僕は「のりじゅにあ」であって、「安藤 崇」ではないんですね。だから、僕がtwitterで@NoriJrというアカウントを消滅させてしまえば、関係はそこでプツリと切れてしまいます。マルチSNSで交流していても、アカウントを消す手間がちょっと大変なだけで同じですよね。そして、相手が消してしまえば消された側にはどうしようもありません。

 

一方で僕を「安藤 崇」としてつきあっている人はどうでしょう。一度、関係が途切れても、共有の友人や過去の連絡履歴から交流が復活することもあるでしょう。e-mailが久々に届いて仕事が発生したり、年賀状で細々とつながっていたり、故郷の友人と再会したことから交流が拡大したり、そんなことがあっても不思議ではありません。

 

 

まあ一朝一夕にそんなコミュニケーションは築けるわけはなく、地道に地道に積み重ねていくしかないわけですよね。僕はskypeは使っていないけど、skypeのシステムがダウンしただけですごく不安を感じた人もいるみたいですし。「のりさん」から「安藤 崇」へ移行すればそれでいいってなものでもないんでしょうけれど(facebookではそもそも実名ですし)、「twitterにいるパンダアイコンのネガティブな人」からもうちょっと先に進めるようになれたらいいな。そんなつながりが少しでも生まれればいいなと。

 

考えたことでどうなるものでもないけど、今年最後の祝日にそんなことを考えていました。

 

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22

12月

2010

電子書籍端末って何を選べばいいのさという方へ(超初心者編)

今年後半になって、雨後の筍のように電子書籍用端末(電書端末)がたくさん現れました。正直、現れすぎです。バカじゃないのってぐらい、いっぺんに出てきました。

 

「こんなに続々と現れるのは業界団体が・・・」という話は、もうすでに賢い人たちがたくさんしているので横に置いておきまして、「じゃ、どれを買えばいいのよ!」という方のために、主要製品の比較表をつくってみました。

何に使うの?

何の家電を買うにしても大事なのが「何に使うの?」ということです。まあ、電書端末買う方は「本を読む」のが主目的だと思いますが、もうちょっと突きつめて考えましょう。

 

  • 小説やビジネス本など単行本だけを読むの?
  • 雑誌も読みますか?
  • ゲームやインターネットができるとうれしい?
  • 家で読む?持ち歩く?

 

これらの行動を具体的にイメージすると自分に合ったものが見えてくる...かもしれません。

 

たくさん持ち歩いて単行本を中心に読む人→電子書籍専用端末

家や会社が中心。雑誌(写真誌)なども読みたい人→タブレット端末

 

というのが、基本的なイメージかな。

 

表示や操作感

さらっと「基本的なイメージかな」とか言っちゃいましたが、電書端末には大きく「電書専用」機と「タブレット(スレート)」機という全然違う2種類の機械があるわけです。

 

後者の「タブレット」というのは、iPadみたいな奴ですね、これはまあ言ってみれば「ほぼパソコン」です。パソコンのキーボードを取っ払った奴です。なので、

  • 画面はフルカラーでキレイです。雑誌の写真なんかも、とてもキレイに見えます。
  • よくテレビなんかで見る「指でグィーンって拡大したりするやつ」もできます。
  • でも、教えてくれる人がいないと、慣れるまでは操作が難しいです。
  • あとiPadは電車で片手持ちがつらい程度に重いです。

 

一方「電書専用」機は、「電子書籍を読む専用」です。

  • 白黒です。
  • 指を使っても「グィーン」ってなりません。
  • なので派手じゃないし、小さい文字が読みづらいので雑誌には向きません。
  • 文字を大きくしたり小さくしたりは、あまり得意じゃありません。できますけど。
  • でも「すっごく紙っぽく見える技術」を使ってるので、目に優しくて読みやすいです。
  • 正直、初めて見ると「これ紙じゃないの?」と思います。
  • すごく明るい昼間の外でもちゃんと読めます。
  • 軽くて持ちやすいです。

 

書籍を手に入れる

さて利用場面や機械の違いがボンヤリと見えてきました。さて、次は読みたい本をどうやって入手するかです。ここは語ると長いのでサラッといきましょう。

 

今、シンプルに単行本の配信を受けられると考えられてるのは、「Reader」(SONY)、「liblio leaf」(KDDI)、「GALAPAGOS Tab」(SHARP)の3機種です。企業連合がどうとか、出版社がどうとかありますが、分かりやすく言えば、

  • この3機種は専用の本屋を持ってます
  • その本屋にはそれなりに本がそろってます

ということです。

(でも、出版社がどのぐらい「本屋」に協力的か分からないので、現時点でどの程度「ちゃんとした本屋」になるかは不明です)

 

それ以外の機種でも単発の実験(村上龍さんがやってるのも、この類ですね)はあったりしますが、まだまだ本のラインナップを充実させるには、情報収集力や自分が持ってる本を電子化する「自炊」の技術が必要だったりします。

 

でも著作権が切れてる古い本(主に近代文学ですね。夏目漱石とか森鴎外とか中島敦とか)だけだったら、iPadでも簡単にたくさんたくさん読めたりします("iPad 青空文庫"で検索してください)

 

いくらかかるの?

電子書籍を読むためにお金がかかる場所は大きく3カ所あります。

  1. 電書端末代
  2. 書籍代
  3. (携帯)通信代

 

1.電書端末代


これはここまで散々お話ししてきた機械の代金ですね。基本的には最初に数万円払ったら、それっきりです。携帯会社によっては、"3"の通信代とセットで分割になることもあります。

 

 

2.書籍代


電子だろうが何だろうが、書籍を買うにはお金がかかります。現在の相場としては[無料〜1,500円]ぐらい。1,000円前後が中心で、雑誌や新聞などは月額いくらの定額サービスがあったりします。

 

 

3.(携帯)通信代


書籍を端末に落とす(データを機械に入れることを「落とす(ダウンロードする)」と言います)のに、携帯電話会社の通信網を使う場合には、通信代がかかります。これは定額制のところがほとんどで、auは525円/月(契約後2年間は解約手数料が1万円弱かかる)、docomoやsoftbankはデータ量等にもよるけど約5,000〜7,000円/月かかります。

auだけ異常に安いのは、電子書籍専用(本屋以外はほとんどつながらない)プランだからです。

 

で、「家や会社のインターネット回線だけで使うよ!」という方は、もちろん、この月額の通信代はかかりません(家や会社のネット通信費はかかりますが、電書用に新規で契約する必要はありません)。

 

パソコンとの連携

どの機械もパソコンと連携すると、本を追加したり、分類したり、削除したり、整理するのにとても便利です。で、電書端末でできることが増えれば増えるほど、(整理する情報が増えるので)パソコンとの連携も重要になってきます。特にiPadは、パソコンがないと機能をフルに堪能できないので、パソコンを持ってない方には厳しいかもしれません。

 

逆に電子書籍専用の白黒くん達は、シンプルな機能が売りなので、そんなにパソコンに頼らなくてもやれることはそれほど変わらなかったりします。

 

まとめ(とりあえず)

と、まあいろいろ書いてきました。少しは情報整理のお役に立てたならうれしいんですけど。どうだったでしょうか。

本当は他にもファイル形式(pdfだとかXMDFだとかePubだとかAZWだとか...)や閲覧形式(ダウンロード型がストリーミング型かとか)、自炊のコストなんていう話もしたいのですが、ややこしいので、また日を改めて。

 

 

個人的にはkindle3とiPadを持っているので、これで今、取ってる新聞が読めれば新聞紙の処理に困らずにすむのになーとか思ってます。

 

あと、これだけは大事っていうのを一つ。

「今、本を読んでない人は、電子になっても読まないよ」

 

・・・だから、焦って買わなくても大丈夫だと思います。

 

(↓の表はクリックすると大きくなるので、見てみてくださいね)

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21

12月

2010

Jリーグは外国籍選手枠の緩和を

帰りの電車のお供にと購入したサッカーマガジン

特集は「欧州思考 ニッポンを強くする男たち」

 

欧州に移籍したい気持ちの「志向」でもなく、欧州に移籍しやすい制度的な「指向」でもなく、「欧州『思考』」なのは、選手たちが何を考えているかに焦点をあてているからでしょうか。

ひときわ華やかで、注目度が高く、サッカーのレベルが高く(本当にそうなのか、僕には分からないけれど)、日本より収入も得やすい。

ワールドカップ以降、国内の選手たちが続々と欧州へと仕事場を移しています。

 

今夏以降、すでに欧州移籍を果たした有名選手は、

香川(C大阪→ドルトムント)

内田(鹿島→シャルケ)

川島(川崎→リールス)

永友(FC東京→チェゼーナ)

阿部(浦和→レスター)

矢野(新潟→フライブルク)

 

さらに、今オフ、家長(C大阪[本籍G大阪]→マジョルカ)の移籍も決定。さらに、岡崎(清水)や細貝(浦和)にも海外移籍の噂があるようで。よくもまぁ、こんなに次から次へと、ヨーロッパへと選手が旅立つものです。

 

国内のJリーグをメインに応援している立場としては、こうも次から次へと選手たちが「欧州へ行くことこそ正義」といわんばかりに、日本を離れていくのは寂しいし悲しいことではあります。けれど、まあ働く場所を選ぶ主導権は彼らにあるわけで、応援させてもらってる身としては悪口を言うわけにもいきません。

 

でも国内リーグはどうするんでしょう。

ただでさえ「チーム数が増えすぎてレベルが低い」なんてことを言われるのに、もしも100人単位で選手が渡欧したら、三流選手しか国内に残らなくなってしまいます!

 

100人なんてあり得ないと思うかもしれませんが、この夏以降だけで10人前後の選手が海を渡っているわけで、これから爆発的に日本の特に安く買いたたける若手が、ヨーロッパに進出する可能性だってぬぐいきれません。今年の宮市(中京大中京→アーセナル)のようなケースが、グンと増えるかも。

 

そうなる前に僕は、外国籍選手の枠を緩和してくれないかなぁと夢想するわけです。「Jリーグ思考」の選手を増やせばいいのにと。こないだクラブW杯を制したインテルミラノのスタメンにはイタリア人はいませんでした。でもミラノの街やドーハのスタジアムでは、青と黒の装束に身を包んだ人たちが声を枯らして自分のクラブを応援していました。

 

僕は仮に名古屋のスタメンが全員日本人じゃなくなっても、そりゃあちょっとは寂しいけど、応援できる自信はあります。

 

日本を飛び出す選手に自由を与えるんなら、日本に来たい選手にも自由を与えてあげられないものかなと思うんですよね。

もっともブラジルの景気がいいみたいで、景気の悪いJリーグがブラジル人選手を獲得するのも難しくなっているようですが、ここは一つ、外国籍選手枠の緩和を夢見て、欧州へ渡った選手たちの活躍を見守りたいと思います。

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20

12月

2010

twitterを全力で楽しむ。でも疲れるよ

道徳の時間に感じたくだらなさと同じにおいが、twitterから漂ってきます。

 

twitterでときどき流れてくる名言とか教訓が嫌いなんですよ。

名言botとか、仕事を得た教訓を自分がビジネスの神にでもなったつもりで、

教えを垂れ流そうとしてる人たちの言葉ですね。

 

もっと言うと、それで「学んだ」気になってる人も嫌いなんですよ。

いきなり恨み言でアホみたいですが、たった1フレーズ、

しかもネットのボタンをクリックしただけで人間は変わらないでしょ。

 

いきなり、こんな感じの悪い話をしたのは、

コグレマサトさんといしたにまさきさんの共著

「マキコミの技術」を読んで、感想を書かなくちゃと思ったからです。

(※「マキコミの技術」はとても素敵な本です)

 

もちろんこの本に、胸くそ悪い人たちが詰まってるわけじゃありません。

 

「マキコミの技術」はSNSやブログを活用して、他者との交流を広げ深め、

そして楽しんでいきましょうという内容で、巻き込むことも素敵だけど、

巻き込まれることも素敵だよねというエピソードが存分につまっています。

 

 

で、さっきの「学んだ」気になっている人たちだって

「巻き込まれ」組なんですよ。

 

名言や有名人の一言に心を打たれて、それを素敵だと思い、

そして、皆にも知ってもらいたいと思ってRTしたりしてる。

1フレーズの言葉に巻き込まれて、周りを巻き込もうとして、

それってSNSらしさじゃないのかと言われればそうかもしれません。

 

でもね、お手軽すぎるんですよ。軽いの。頭、悪そうなの。

 

ネットだリアルだっていうけれど、ネットだろうがリアルだろうが、

言葉の向こうには人がいて、それぞれに悩んでるし、努力してるし、

楽しんでるし、笑ってるし、泣いてるし・・・。

 

そういうものを全部、取っ払って、

「はい、お待ちっ!名言一丁!」

って言われたって、僕はイラッとするだけなんです。

 

マキコマレのコツ

SNSの巻き込み・巻き込まれをエンジョイしようと思ったら、

真剣に、というと大げさだけど、自分自身のかっこいいところも

かっこわるいところも、頭良いところもバカなところも、

全部、さらけ出していった方がエンジョイできるんじゃないですかね。

 

で、学びにつながったか、成長できたかなんて、あくまで結果。

「マキコミの技術」の中でも、著者のお二人が本を書いたり、

講演するようになったのはあくまで「結果」だと何度も書かれています。

 

マキコミ(マキコマレ)のコツって、

エンジョイすることだと思うんです。オンラインでもオフラインでも、

楽に見返りを得ようなんて思わずに、ただ全力で楽しむ。

 

 

「マキコミの技術 第3章」のタイトル

「つながりを育てる『ギブ&ギブ』の精神」

は、まさにその通りだと思います。

 

「学ぼう」とか「成果を得よう」とか「人脈を...」とか、

そういうことじゃなくて、自分が楽しむことで人に喜びを提供する。

そんな姿勢が、ネットで喜びを得る大事なことなんだろうと感じています。

 

それは自分が紅茶大会をやって感じたのも同じこと。

で、ここ最近、自分が楽しめなくなってきたので、今は少しお休み中。

 

それと、ずーーっと全力だと疲れちゃうから、ときにはtwitterを離れたり、

別アカウントを使ったり、FacebookやTumblrでホッと一息ついたり。

そういう休息もすごくすごく大事だと思います。

四六時中、巻き込んだり、巻き込まれてれば良いってもんでもないでしょう。

 

僕はtwitterという場が大好きだし、

そこを通じてリアルに会った人にも、

会ったことない人にも、大好きな人が大勢います。

素敵な人たちと出会えたのはまさに、「マキコミ」のおかげです。

でも、それはあくまで「結果」。

 

安易に成果を求めずに、安直に成長できるなんて思わずに、

自分が楽しむこと、みんなと一緒に楽しむことに主眼を置いておけば、

「技術」だなんて大層なことを言わなくても、

「マキコミ(巻き込まれ)」は待ってるんじゃないですかね。

 

まずはエンジョイ。そして、疲れたら休む。それが一番だと思います。

 

 

今回、「マキコミの技術」に紅茶大会の体験談を提供したところ、

一部、献本をいただきました。

 

コグレさん、いしたにさん、担当編集者さん

素敵な本をありがとうございました。

ちなみに紅茶大会の体験談はp211欄外に小さく掲載されています。

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19

12月

2010

twitterって、楽しいけど疲れちゃうよね

twitterのタイムラインは自分の好みに染めやすい

・・・なんて話は今さらですが、

僕のタイムラインはやはり自分の趣味を反映して、

サッカー好き、スポーツ好き、紅茶好きな方がかなり多め。

 

もちろん、それはそれで楽しいし、

有益な話もいろいろ聞こえてきて、ありがたかったりもするのですが、

ちょっと「濃度」が濃くなるのは考えものだなぁなんてことも思ったりします。

 

先日、JFLのFC町田ゼルビアに前大分トリニータ監督の

ポポビッチさんが就任するというニュースが流れました。

 

ポポビッチ監督いえば、大分で魅力的なサッカーを披露していたことから、

サッカーファンには人気も評価も高い監督さん。

そんな方が実質国内三部リーグに所属する

町田ゼルビアの監督になったものだから、僕のTLでは大騒ぎです。

「どこにそんなお金が!」

「ゼルビア本気だ!!」

Z型マスコット以来の衝撃!!!」

などなど。冗談抜きに、何の事件が起きたのかと思うほど、

TLの流れる速さがグンと上がるほどでした。

 

内輪ネタがSNSの面白さ

って、サッカーに興味のない方は、このポポビッチさんの話を読んでも

「ふ〜〜〜〜〜ん」としか思いませんよね。

だって、J2より下部の三部リーグの監督さんですよ。

日本代表の監督でも何でもない。

このニュースを今まで知らなかった方もいるでしょう。

 

国内サッカーファンが国内サッカーファンだけで、

国内サッカーファンのための情報で大騒ぎしていたというのが

「ポポビッチ騒動」の真相です(・・・そんな大げさなものじゃないか)。

 

もちろん、それはすごく楽しいんですよ。

気の合う仲間同士が居酒屋で内輪ネタで盛り上がってる。そんな感じ。

サッカーだけじゃなく、紅茶の話だってなんだって

深い話題が通じる者が簡単に見つかって、それで会話が広がっていく。

それがtwitter、というかSNSの魅力ですもんね。

 

そんなわけない

でも、それって同時に、

つねに気をつけていなくちゃいけないことだと思うんです。

血が濃くなりすぎちゃうっていうんでしょうか。

だって、あの日は冗談抜きで日本中がポポビッチ就任を

話題にしているんじゃないかと思うほどでしたから。

 

でも、そんなわけないじゃないですか!

 

当たり前だけど、パソコンの前を離れれば、

ポポビッチさんのことなんて、誰も話題になんかしちゃいません。

この濃い空気に体が馴染みすぎちゃうと、世の中の人が

「面白いことを知らない可哀想な人」

に見えてきちゃいます。

 

でも、そんなわけないじゃないですか!

 

誰も↑みたいなことは思ってないと思うけど、

心の中で何かストレスになっていくことはありえるわけです。

また逆に、濃すぎるSNSの血液で

心の調子を崩しちゃうかもしれないわけです。

 

魅力もあるけど欠点もね

先日、「マキコミの技術」という本が出版されましたが、

SNSやブログで人を巻き込んでいくことで楽しいことはたくさんあります。

一方で、疲れちゃうこともたくさんあります。

 

同じメンツで同じ話題で同じ笑いと同じ共感。

twitterをなれ合いと嫌う人たち(含:2ちゃんねら)の嫌悪感も

この辺に原因があるのかなぁとは思います。

 

次にブログを書くときは、「マキコミの技術」のレビューを交えて、

SNSの魅力を考えてみたいなとは思いますが、

今日はSNSばっかりで世界を見た気になっちゃダメだよねという話でした。

 

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31

10月

2010

クラブは無縁を打破する切り札になりますか?

地域でコミュニケーションが生まれて、

みんなの精神がつながりたいときにつながれる。

そんな社会は素晴らしいですね。

 

無縁社会@NHKは今回も評判だったみたいで、

子供もおらず、知人は少なく、収入が安定しない僕も、

未来のことを思うと、やっぱりそこはかとない不安を抱いたりするわけです。

 

で、冒頭の地域でコミュニケーション云々なわけですが、

Jリーグの百年構想もスポーツを軸に地域のつながり

を広げようと考えています。

 

「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を超えた触れ合いの輪を広げること。

(「Jリーグ『百年構想』とは」より)

 

で、たぶん「無縁社会」をご覧になりながらだと思うんだけど、

宇都宮徹壱さんや岡田康宏さんがこんなことをおっしゃっていました。

 

@tete_room

NHKの「無縁社会」を見ながら痛切に感じるのが、サッカー好きだったお陰で大人になってからも友人に恵まれたことの幸運。逆に「もしJリーグがなかったら」と想像すると、ちょっと背筋が寒くなる

http://favotter.net/status.php?id=29180825435

 

@suppotista

サッカーの世界って仲間をすごく大切にする文化があって、それは今の社会に強く求められているものだと思うけど、内側にいる人はそれを自明のもとのだと思っているからその価値に気付かないし、それを外向きにアピールするような発想もなかなかでてこない。

http://favotter.net/status.php?id=29182033930

 

うんうん。

Jリーグ好きな僕としても納得。

 

@surumeno13 さんのおっしゃっていた「文化縁」もすごくシンパシーをおぼえます。

 

先日知った「文化縁」という考え方はこれからの縁のあり方のヒントになると思う。サッカーなどのスポーツや音楽、劇など、場を楽しむことを芯に、ゆるく老若男女が繋がっていけるようになれたら、と。 #nhk

http://favotter.net/status.php?id=29181941814

 

 

でもね、サッカーにしても、他のスポーツにしても、他の文化にしても、

装置がそこにあるだけでは、きっとコミュニケーションって

生まれないんじゃないかなぁ、というのが僕の考え。

 

受動的な人まで巻き込めてこそ、

地域コミュニケーションだし縁だろうと思うわけです。

 

「無縁社会」に対抗する「文化縁」の発生装置として

サッカークラブやその他のクラブはそろそろ、

「そこにあるクラブを使って何をしますか?」ってことを

考える時期にさしかかってるんじゃないかなと。

 

じゃあ、何をしますかって話なんですけど、

これは僕は専門家でも何でもないので

素人の無邪気な想像として、こんなことを考えるわけです。

きっと穴だらけのアイデアなので、いろいろと批判してもらって、

もっといいアイデアが広がっていけばいいなと思います。

 

 

1.動物愛護センター

たとえば地域の保健所と組んで、行き場を失ったペットの保護や

里親への引き渡しをする場所として、

スポーツクラブを活用するってことはできませんかね。

 

これから高齢者が増えれば、ペット需要は増す可能性が高いですし、

ペットを引き取りたいと思う人が必ず、クラブを訪れて

選手の練習風景なんかを目にするわけです。

もちろん、ジュニアに所属する子供たちも。

 

正しいペット飼育の啓発に選手が活躍するのもいいだろうし、

トレーナー職をセカンドキャリアとして考えるのもいいかも。

犬をマスコットにしてるクラブ(ジェフ? ヴァンフォーレ?)とかいかがですかね?

 

 

2.高齢者介護施設兼保育園

これはありがちな発想ですけど、介護施設と保育園を併設した施設が

スポーツクラブの施設内にあるなんていうのも素敵だなと思います。

 

子供たちとお年寄りの合同練習見学なんてあってもいいかもしれないし、

みんなが一緒に試合中継に夢中になるなんていうのも楽しいかも。

 

そこに子供たちやおじいちゃんおばあちゃんの家族が加わったり、

サッカーやスポーツだけじゃない、音楽や絵画なんかの文化も加わったら。

 

すごく幅が広がりそうなんですけど、規制とかで難しいのかな。

でも、これも介護士や保父など、選手のセカンドキャリアにつながりそうですよね。

 

3.リサイクルショッピングセンター

使い古された家電とか自転車とか家具とか、まあいろいろ。

自治体が回収してまだ使えそうなものは、

スポーツクラブ内で販売しちゃうってのはどうですかね。

(別に民間でもいいんだけど)

 

買い物に来る人たちがみんなクラブに目を止めるし、

物を大切にする姿勢がアピールできれば、クラブのイメージも良くなりそう。

上の2つに比べれば、来訪者数も多くなりそうだし、

うまくいけば赤字にもならなくてすむかも。

 

どの程度コミュニケーションが生まれるかは分からないけれど、

地域住民のクラブロイヤルティを高める手段としてはありな気がします。

 

 

思いつきレベルで、つらつら書いてみましたけれど、

施設や予算さえあれば、これらを全部一緒にやってもいいわけですよ。

これらを実現したところで、どうってことないかもしれないし、

ひょっとしたら何かが変わるかもしれない。

 

施設や予算さえあれば・・・。

 

でも何かしないと、このままではJリーグのクラブでさえ

地域の文化財にはならないですよね。

まして知名度で苦戦せざるを得ないサッカーの下部リーグや他競技ではむずかしい。

 

無縁であること自体は決して悪いことではないと、僕は思うんです。実は。

けれど、コミュニケーションに自信がない人々や無縁な状態に陥った人でも

「不安を感じることが少なくてすむ社会」を築くために、

スポーツクラブにできることが拡大していくといいなぁと。

 

スポーツが好きだと、スポーツが万能薬みたいに感じちゃうけど、

ぜったいにそんなことはないですよね、っていうお話でした。

 

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25

10月

2010

みんな学びすぎじゃない?

なんでみんなそんなに学びたいのさ。

 

そりゃぁね。子供はいろいろ学んだ方がいいと思うんだ。

学校へ通って知識が増えれば物の見方が広がるだろうし。

 

でもさ、もういいんじゃない?

 

 

知識も増えて、経験も重ねて、

そこそこ大人になったところで、

「あれをやらなきゃ」とか、

「自分は未熟だな」とか、

「もっと勉強しなきゃ」とか。

 

もっと楽しめばいいんじゃないかな。

学習とか勉強じゃなくて、人生。

道徳の教科書みたいな考え方はゴミ箱に捨てて、

のんびり、ゆっくり、自分を甘やかしながら生きてったらいいじゃん。

 

学びなんて結果でしょ。

 

肩に力を入れず、人生の流れに身をゆだねて漂いながら、

気づいたら何か身についてた、っていうような。

 

たとえば「仕事で必要だから英語を勉強しました」ってなことでも

仕事という流れに乗るために身についた結果なんじゃないかなと。

「仕事のため」が目的じゃなく、まして「英語を話す」が目的でもなく、

人生の流れに乗ってたら、英語力を身につけてましたっていうこと。

 

今風(?)に言えば、学ぶことは"インプット"ってことなんだろうけど、

そんなものに「がっついてたら、品がありませんことよ」って。

 

仕事じゃなくたってさ、生きていくこと全般。

もう、あんまりがっつかなくていいんじゃないかなって。

 

大人だもん。生きてりゃ、イヤでも学びは生まれますって。

池の鯉みたいにパクパクしなくたっていいんじゃない?

 

人生を楽しむのはすごく難しいけど、

そこに流れてる人生に乗っかっていけば、

楽しめなくても、苦しくっても、

それはそういうものとして受け入れながら

生きていくことぐらいはできるんじゃないかなぁ。

 

 

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03

10月

2010

ブクログと連携してみる

ブクログに「まとめて紹介リンク」という機能が

あったので、試しにリンク用のコードを貼ってみました

ちゃんと本は読んでないかもしれない
2010年09月
アイテム数:2
メグレと火曜の朝の訪問者 (1983年) (河出文庫)
ジョルジュ・シムノン
読了日:09月15日
{book['rank']

powered by ブクログ

タイトルと評価が出るんですね。

 

ブクログのレビューはFacebookとも連携してるし、

friendfeedにはこのブログを流しているし、

はてぶをtwitterに流したりもしているし、

なんだかwebサービス間の連携をいきあたりばったりに

広げていっても、分け分からないことになるだけのような気がしてきました。

 

ところで、いきあたりばったりな状態を「・・・・式」みたいに

現す言葉ってありませんでしたっけ?

 

いもづる式?

は、何か違うような気がするなぁ...

どうでもいいけど。

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19

9月

2010

「勇気をもらう」が嫌いなんです

TLに「勇気をもらった」というフレーズが続いたので、

twitterでごちゃごちゃ言った後、

 

「何が言いたいかっていうと、『感動をありがとう』とか

 『勇気をもらった』とかそういう類のやつが嫌いだということです」

 

と書いたら、多くの方に「わかる」と声をかけてもらい、

もう一方では直後5,6人からリムーブされるという経験をしました。

 

5,6人の方が不快感をもってリムーブしたんだとしたら、

その背後にはもっと大勢の不快感をもった人もいることでしょう。

 

で、なんで僕が「そういう類のやつ」が嫌いかを考えてみたわけですが、

やっぱり安易だからだと思うんですよ。

 

感動とか勇気とか、そういう感情を言葉にする場合には、

僕はこころの中をひっかきまわしていろいろ考えますし、

結構苦しい思いをするんですよね。

(どこに心を動かされたのか)とか

(自分にとってどんな意味があるのか)とか

(どんな表現がふさわしいのか)とか...

 

でもそれを手垢にまみれたフレーズで表現されると、

「お前、本当に感動したのか・・・」と思ってしまうわけです。

 

たとえば「×××さんがこんなことをして勇気をもらった」と言われると、

・その勇気は誰のものですか?

・もらわなければ手に入らなかったんですか?

・もらったということは×××さんの元の勇気は?

・本当にそれは勇気なのですか?

・勇気をもって何をするのですか?

などなど、まあ、我ながら揚げ足取りかと思えるほど、

いろんな疑問が頭をよぎります。

 

たしかに便利なフレーズだと思うんです。

でも、何の思考も葛藤もなく、

ただ「感動をありがとう」「勇気、もらったよ」っていう

ありふれた言葉を使うだけでは

単なる自己顕示にしかならないのではないですかね。

 

ちょっと理屈っぽいし、面倒くさいけど、

考えない人間だけが適当に自己を顕示して、

周囲の評価をもらっていこうとする様子が

ちょっと今日的な風潮を象徴しているような感じがして

くどくどと考えてみました。

 

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18

7月

2010

会社ですっきりアイスティー

梅雨が明けましたね。暑い季節ですね。

これだけ暑いと冷たい飲みものが欲しくなってきたりして、

アイスティーの出番だという人も多いんじゃないでしょうか。

 

でも会社でアイスティーを飲もうと思っても、

ペットボトルや紙パックのは香料くさくて舌に合わないし、

自分でいれるのは大変だし、

カフェで買ってくれば高いし・・・・・

って悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

 

ということで、じゃあお手軽な材料を「水出し」にして、

簡単にアイスティーを用意する方法を考えてみました。

 

※水出し…紅茶を熱湯で抽出するんじゃなくて、長時間、水に浸けて出す方法

準備

100円コンビニで買ってきた

まずは100円コンビニで

ミネラルウォーター(volvic)とティーバッグを買ってきました。

紅茶は105円で20bag入りなので、1コあたり5円強...。安いっ。

 

 

はい。準備終了。

つくってみよう

まずはここから
チョキン
押し込んじゃえ
押し込んだ
シェイク!シェイク!
色がつくよ
冷蔵庫へGo

写真見ただけで伝わるとは思いますけど、

あらためて作り方のご説明

 

1.ペットボトルのフタをはずしましょう

2.ティーバッグのヒモをチョキン(なんとなくなので、しなくてもいいかも)

3.ティーバッグをギウギウ押し込む。数は2〜3コ

4.押し込んだらシェイク!フタはちゃんと締めてね!

5.早くも色がつくけど、ここで飲んでもただの水なので冷蔵庫へGo!

 

・シェイクするのは、ティーバッグをうまく水に浸すためです。

・あとで味の検証もしますが、ティーバッグ1コだと間違いなく薄いです。

・買ってくる水はvolvicとか日本の水とか「軟水」が良いでしょう。

 「硬水」(vittelとかcontrex)だと味が出ない恐れがあります。

 

さて、問題は何時間ぐらい浸けるかですね・・・

12時間浸けてみた

一般的に水出し紅茶をつくる場合は、

水:茶葉=100:1の重量比(水1Lに茶葉10g)で

12時間程度、浸出時間をとることが多いようです。

 

なので12時間で一旦、100円コンビニアイスティーをチェックしてみましょう

 

上がティーバッグ2コ入り

下がティーバッグ3コ入り です。

ティーバッグ2コ-12時間後
ティーバッグ3コ-12時間後
左が2コで右が3コ

やっぱり2コ入りよりも3コ入りの方が

色がしっかり出てますね。

 

(試飲グビリ)

 

味も3コ入りの方が、ややしっかりしてますが、

う〜〜〜ん、正直、香りがほんのりするだけで紅茶の味はしないかも…

もうちょっと浸けておきましょう

24時間経った

ティーバッグ2コ-24時間後
ティーバッグ3コ-24時間後
左が2コ入りで右が3コ入り
水色をグラスにいれて比べてみた

24時間経ちました

やっぱり3コ入れた方が色はしっかり出てますね−。

 

ちなみに紅茶の色のことを水色(すいしょく)って言います。

なのでこの場合、

「3コ入れた方がスイショクが強いね」

なんていうと、紅茶に詳しい人だと思われます。

 

という極めてどうでもいいお話をしながら試飲グビリ

 

う〜ん、香りはどちらもほのかに漂ってきます。

が、明らかに3コ入りの方が強いですね。

でももちろん、紅茶飲料のようにガツンとくる香りじゃなくて

目隠しして飲んだら気づかないかもっていう程度のほのかな香りです。

 

味は2コ入りの方は厳しいですね・・・

ほとんど渋みが出てません。

それに比べて3コ入りの方は、紅茶らしい渋みがかすかに溶け出していて

うん、アイスティーとして飲みやすいんじゃないでしょうか。

 

結論

もちろん、普通の茶葉を熱湯で出した紅茶ほど味わいは濃くないし、

口の悪い人に言わせれば、色つき水の範疇から脱してないかもしれません。

 

でも、まあ、そんなに肩肘はらずに会社で飲むアイスティーなら、

これぐらいでもいいんじゃないかなあと思います。

 

結構、そこそこにスッキリさわやかなアイスティーができあがりました

 

あと、やってみてから気づいた致命的な欠点が一つ

ペットボトルから茶殻を出すのがめんどくさい!


ボトルを空にして、指を突っ込めば取れるんですけど…盲点でした。

 

[まとめ]

・100円ショップでティーバッグと水を買ってこよう

・ボトル1本にティーバッグ3コがオススメ

・水は軟水で。水道水がまずくなければ、それでも良いと思います

・最初に一口、水を飲んで減らした方がいいかも

・浸けておく時間は24時間ぐらいあった方がいいです

・茶殻は入れっぱなしにしておいても、そんなに渋くなりません

・ペットボトルを捨てるときは、茶殻をホジホジしましょう

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16

7月

2010

Jリーグを楽しくおいしく

W杯を見て

「ポニョ、サッカー、好きーっ!」

って言ってる人は、

そんなにサッカー好きじゃないと思うのですよ。

流行りものに目を止めただけですよね。

 

もちろんそれは全然、悪いことじゃなくって、

みんなが楽しんでるものを自分が楽しめるのは

素敵なことだと思うわけです。

 

僕も去年、洋楽なんてろくに聴かないのに

「THIS IS IT」見て

「うひょーっ!」て言ってましたよ、ええ。

 

でね、楽しいものは楽しい、それでいいと思うんです。

でも、そのままでは、みんなすぐに飽きちゃう。

 

だから、もしJリーグファンを増やしたいなら

もとからJリーグ好きな人たちが今のうちになんとかしなくちゃね、というお話。

(僕はサッカーファンではなくて、Jリーグファンを増やしたいと思っています)

 

理由なんていらない

そもそも本来、好きなものを好きだと言うのに

理由なんていらないですよね。

 

から揚げが好きなのも、

「大東京トイボックス」が面白いのも、

紅茶が、中でもヌワラエリアが好きなのも・

 

「…死ぬほどっ  好きだっからあぁぁぁ」(by チャン・ドンゴンさん)

 

ってな感じでいいと思うのです。

 

でもね、最近、自分がJリーグ宣伝マシーンと化してみて、

他人様に魅力を伝えるには、

やっぱりドンゴンさんだけではダメだなあ、伝わらないなあと

実感しているところでもあったりするわけで…。

 

お腹いっぱい社会

今は面白いこと、楽しいことが世の中にあふれていて、

日本中が「お腹いっぱい社会」になってます。

 

ということは、流行りものはつまんでみるけど、

残念ながらおかずローテーションにはなかなか組み入れてもらえません。

 

んでも僕としては、

Jリーグの楽しさもみんなに味わってもらいたい

彼らのおかずレギュラーにJリーグを加えてほしいんですっ(キッパリ

 

なんでそんなに肩に力が入ってるかっていうと、

Jリーグが盛り上がり、安定的な社会インフラに成長してもらいたいから。

 

だからみんなに、

「これ、おいしいよん。食べてみて」って、

押し売りしなきゃいけないわけです。

 

で、そのために僕が自分に向かって

「お前、なんでJリーグなんかみてるわけ?」と問うて

Jリーグの楽しさを考えてる際にpostしたのが、

下記のツイート群。

 

まずは分かりやすく共有しようよ

足りない頭でモヤモヤと考えてみたら、

どうやら自分はサッカーだから好きなんじゃない。

試合の周辺も含めてJリーグが好きなんだな、

ってなことが見えてきたわけです。

 

だから正直、4-3-3だとか4-5-1だとかはどうでもいいし、

日本人はトラップがとかシュートを打たないととか、

どこかの有名なライターさんみたいに美しいサッカーがとかも

(Jリーグの楽しさを宣伝する局面では)僕にはどうでもいい。

 

僕は、

「案外、サッカーおもしろいね」ってみんなが勘違いしてるうちに、

 

蹴ったー!

走ったー!

入れたー!

防いだー!

 

勝ったー!

負けたー!

 

スタジアム楽しい!

 

みたいなレベルでみんなと楽しみたいな、

Jリーグの喜びや悔しさを共有して、

好きになってもらいたいなと思ってます。

 

サッカー自体を好きになってもらうのは、

その後でいいんじゃないかなって。

 

気取るな危険!

わざわざ最後の一文を独立させて、倒置法で書かなくてもさ

わざわざNPBのファンと比べて春秋制を批判しなくても、

(…別に、Jリーグファンを増やそうとした原稿じゃいないんでしょうけど)

「Jリーグもおいしいな」と思ってくれる人は増えてくれるんじゃないですかね。

そのためには、マニアを気取って、自分のエンジョイポイントを見失わないことが

大切なんじゃないかなって、僕は思うわけです。

 

難しいことは、分かる人同士で。

あとはみんなでシンプルに楽しくおいしくすごしましょっ

ていうお話でした。

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13

7月

2010

電子書籍は若い芽を摘む?

電子書籍が出版を変えるなんて話がありますね。

 

これまで

[A:著者→出版社→取次→書店→読者]

だった流れが、

[B:著者→(発行スタンド)→読者]

になるみたいな。

 

うん、きっとそうなるんだろうと思うんです。

けど、業界の隅の隅で、文章を書く仕事をしている者として

ちょっと気になることもチラホラ...です。

 

情報の根拠が大事

僕は文章を書いてお金をいただく仕事をしています。

その際に一番気にしなきゃいけないし、気にするところは

「情報の出所」というか「情報の根拠」なんですね。

 

僕ら、無名の書き手に求められる役割は、

あちらとこちらの情報の橋渡し。

作家先生でもあるまいし、僕の思い込みや主張になんて、

誰もお金は払ってくれません。

 

だから、僕らは下調べをするし、取材をするし、

資料の提供を受けることもあるわけです。

(いや、有名な方も同じだと思いますが…)

 

で、「気になること」というのは、今後、

[B]のように著者と読者の間がなくなったら、

「情報の根拠」はどうやって確保するのかしらん? ということなんです。

 

 

チラシの裏

ブログでも同じようなことがよく話題になりますけど、

ブログなら、他人に迷惑をかけたりデマを流布しないかぎり、

良いと思うんですよ。

 

お金を取っているわけではないし、

内容がいわゆる「チラシの裏」でも問題ないし

(このブログもそうですね!)。

 

でも、電子書籍としてお金をいただくとなった場合には、

出所定かでない思い込みや、それに基づいた主張を

ばらまくわけにはいかないでしょう。

 

信用や実績があるということ

これまでの紙の書籍だと、

取材は著者や出版社の名前が大きな威力を発揮してきました。

 

たとえば僕が

「ライターの安藤と言いますが、今度『妖精の冒険〜第2章』という

 本を書きたいので、ストイコビッチ監督にインタビューさせてください」

と、名古屋グランパスにお願いしたところで、

門前払いというか無視されるのがオチです。

 

でも、これが講談社とか小学館とか、

あるいは名の通ったライターさんからのオファーなら、

取材を受ける側でも、少なくとも議論の俎上には乗るんだろうと思います。

これは、ずるいとかそういう話ではなくて、

そういう有名な皆さんには、ちゃんと信用や実績があるということなんです。

 

で、電子書籍の場合、これから世に出ようと思っても、

大半の著者には、この信用や実績がありません。

 

だから取材したくたっても、大きなテーマ、有名な相手だと、

全然、まったく、笑っちゃうほど、話を聞くことはできません。

Jリーグとかプロ野球とか大企業とか、間違いなく門前払いです。

 

信用の肩代わり機関がなくなっちゃう?

でも、まだ出版社が生き残れば、紙で新しい著者が育ち、

電子書籍に流れてくるという図式もあるだろうから良いんです。

 

ただ、[B]のような直接式電子書籍流通が広く普及した場合、

中間で信用力を発揮していた出版社がバタバタと無くなる可能性もあるわけで、

そうすると、今度、新人を発掘する機関がなくなっちゃうわけです。

 

これまで、名もない新人に光をあて、

出版社が信用を肩代わりすることで機会をつくり、

多くの作家がそれを活かし、自分で実績を積み上げてきました。

 

そういう流れがなくなっちゃう…かもしれないわけです。

 

さらにスポーツものの場合だと、ブログやtwitterで、

選手自身の発信力はどんどん高まってます。

 

とすると、もはや、選手に取材できるライターは

「元々の知り合い」ぐらいになっちゃうんじゃないかなと。

 

新しい書き手が育つ社会に

いつの時代もバイタリティにあふれていて、

自分自身で取材経路を開拓していく人はいるものですから、

ライターがまったく屑ばかりになることもないでしょうけど、

こと、ノンフィクションの世界では

電子書籍が書き手の幅を広げる可能性は低く、

むしろ新しい芽を摘むのではないかと僕は予想します。

 

なんとか、中間の信用を取り持つ機関が生まれて、

新しい書き手が育つ社会であってほしいなと思ってます。

できれば、僕もそのおこぼれに預かりたいなと思うのですが、

これから、どうなっていくんでしょうね。

 

面の皮が厚くって、「知り合い風」を吹かせられる奴だけが得をする。

そんな社会になるのだけは、勘弁してもらいたいものです。

 

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09

7月

2010

Jのあるカラフルな人生

説得力ないんですよね。

 

何かを好きな人が一所懸命

「これが好き!ここがスゴイ!!」って叫んでも。

 

たとえば牛丼大好きっていう人が、

「俺は牛丼が好きだー。あのつゆダクの風味が…!!」

って声を大にして叫んだところで、

大抵は「はいはい」と流されておしまいですよね。

 

クラシック音楽が大好きっていう人が、

「あの曲はあの指揮者だとね、この指揮者だとね…」

って説明してくれても、

やっぱり「ふ〜んっ」と流されておしまいですよね。

 

きっとスポーツも同じだと思うんです。

「もうすぐW杯が終わるよ! Jリーグ観にいこうよ!!」

って叫んでも、日本のサッカーに興味のない人は

「ふ〜ん」

だと思うんです。

 

でも、僕は言わずにはおられないんです。

Jリーグがそこにあるだけで楽しい人生があるってことを

みんなに知ってもらいたいんです。

 

だから、もう一回言わせてください。

「みんなJリーグ観にいこうぜ!」

 

Jリーグがなくなったって

正直、スポーツ観戦なんてなくたって生きていけるんですよ。

野球がなくても、サッカーがなくても、

今、大騒ぎしてる大相撲がなくても、

スポーツに関する仕事をしているのでもなければ、

僕らはきっと何の困ることもなく、今までどおりに生活していけるでしょう。

 

Jリーグがなくなったって、こと生きるということに関しては、

僕の人生にも大した問題はありません。

 

でもね、問題はなくてもツライと思うんです。

喜びや興奮や達成感や絶望や悲しみや寂しさや…

そんな感情という感情をすべて共にしてきたドラマが欠落しちゃうのは。

 

モノクロの人生

たかだかスポーツ観戦、サッカー観戦だし、

そりゃW杯やヨーロッパのリーグに比べれば

レベルは低いかもしれないけれど、Jリーグは

僕らの目の前にあるし、

耳や目にとどく情報量は多いし、

出かけたいときにはすぐスタジアムへ足を運べるし。

 

そこで選手たちが走り、蹴り、喜んでいる姿を見て、

一緒に拳を振り上げ、声を出し、時に肩を落とすことができるのは、

やはり、すごく幸せなことなんです。

 

彩り豊かなJリーグのある人生に比べれば、

Jリーグのない人生はモノクロです。

 

だから、W杯で

サッカーっていうのも楽しいね

と感じた皆さんには、一人でも多くの方に

Jリーグのスタジアムに足を運んでほしいんです。

 

クラブとともに生きる人生が、どれだけスリルと興奮に満ちているか!

 

 

4,000人の方、ありがとうございます

以前、こんなエントリーも書きました。

「サポーターはなぜやさしいのか」

 

正直、Jリーグのファンをやっていると、

勝つことより負けることの方が多いです。

 

でもね、その分、勝ったときの喜びたるやすごいものがあるんです。

負けることに、落ち込む自分に理解ができるようになるんです。

 

先日、「Jリーグを観にいく方法」というエントリーを記したところ、

一週間弱で約4,000回も皆さんに読んでもらうことができました。

ほんと、ありがとうございますっ

 

でもね、何が言いたいかというと、この延べ4,000人の方って、

おそらく大半がJリーグファンだと思うんですよ。

 

ブクマのコメントを拝見しても共感が多いようですし、

twitterで薦めてくださってる方もJサポの方が大半ですし…。

「観にいく方法」を知ってる方が読んで共感してくれるのは、

僕はすごくうれしいけど、やっぱり、ねえ…。

 

 

なので、今日はちょっと角度を変えたところから

スポーツを観る喜び、

スポーツと、サッカーと、Jリーグとともに生きる喜びを

伝えられたらなと思いました。

 

あと、このあいだの

「Jリーグを観にいく方法」を読んで

何人かの方が、それぞれのクラブやカテゴリーの観戦法を

まとめてくださいました。

(ほかにもいらっしゃったら教えてください)

 

ziziさん 「応援したいJリーグのクラブができたら。」

koichiさん 「【J特】Jリーグへ行こう - フクアリ編」

ko77さん 「【J特】Jリーグを観にいく方法~FC東京編~」

流石さん 「【J特】Jリーグを観に行く方法【J2編】」

 

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07

7月

2010

紅茶をいただくということ

「紅茶をいただく」

 

この表現、あまり好きじゃありません。

 

正確にいえば、コーヒーや緑茶は「飲む」のに

紅茶だけが「いただく」になる場合、

釈然としないものがあります。

 

なんか、紅茶が「高貴」「上品」「ゴージャス」の

記号になっているような気がするのです。

 

今日、@tea_with_milk さんが、twitterで紹介されていた

「プロが作った紅茶ガイド」というラジオ大阪の番組。

 

中身は「これで紅茶に興味を持つ人がいいな」と

好感をおぼえるのですが、女性パーソナリティの方が

「いただく」

を連発しているのが、やっぱり僕には気になってしまいました。

 

もちろん食べもの、飲みものをすべからく「いただく」と

感じる姿勢は大事だと思うんですよ。

僕も「いただきます」は言いますし。

 

でも、上に書いたように、もし「紅茶=いただく」みたいな

硬直した思考があると、おいしい紅茶もおいしくなくなるし、

コミュニケーションの媒介にもならないんじゃないかなぁって。

 

 

気にしすぎかもしれないし、ヘリクツなのは分かってるんですけど、

どうしても紅茶を上品な趣味としてとらえる傾向は好きになれないんです。

 

そういうスタイルが好きな人はいてもいいし、

英国貴族のような嗜み方は素敵だと本当に思います。

僕も一応、ブランド物のカップ&ソーサーとか持ってますし。

 

でも、それは紅茶の楽しみ方の一部なんじゃないかなぁって。

サッカーの見方もいろいろだし、

政治思想もいろいろだし、

人の好みもいろいろなんだから、

紅茶の飲み方もいろいろあってほしいな、と。

 

肩に力を入れたくないのに、

肩に力の入った理屈っぽい話ですね。

アホみたいだな、自分。

 

ではではー

 

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05

7月

2010

ガンへの不安をコントロールするために

世の中、分かったようでいて、分かんなくって、

それでいて内心、分かりたくないなんてことがあるもので。

 

大体、それは悪い予感だったり、つらい想像の産物で、

ぼくらの不安は、そいつらによって、もたらされることもしばしばです。

愛するチームの崩壊とか恋人との別離とか会社の倒産とか…

 

で、家族や自分の大きな病気。

たとえばガンも、そんな不安の種の一つなわけです。

 

僕らは知ろうとする

もちろん不安だから、僕らはいろいろ知ろうとします。

癌はなぜ発生するのか。

どんな治療法があるのか。

治療の厳しさやリスクは。

完治する確率は。

転移する危険性は。

 

気になることは山とあり、調べることは尽きません。

 

でも、そんな中で、なかなか分からないのが、

ガンとともに暮らすということ

 

痛いの? つらいの?

気分は?

仕事は? 子育ては?

保険は? お金は?

 

これは、もう千差万別、十人十色。

人それぞれの生活にそれぞれだからこそ、

なかなかネットなどにも、情報は出てきません。

 

そもそも、みんな、こういうことより

病気との闘いっていう大きな話題に頭が行っちゃうし…。

 

 

あいつら、強いんだわ。ほんと。

でも、僕らがいざという時に、不安の野郎をしっかり蹴散らして、

病気との闘いに専念するためには、きっと、

ガンとの暮らし方を知っておいた方がいいと思うんですよ。

 

知っていることが、治療の武器にはならなくても、

生活の備えにはなると思うんです。

 

僕の義父も一昨年暮れに咽頭がんを患い、

治療に月日と気力体力を費やしました。

今はすっかり元気になって、

困ったことにまたお酒を飲み始めたりしちゃってるわけですが…。

 

彼が治療の最中にあった頃は、

本人はもとより、家族(義祖母、義母、妻...)も

みんな、不安と焦りと心労の中にあって

いつか笑える日が来るんだろうかと本気で悩みました

(初期のガンの治療中なのに!)

 

あいつら、いざ襲いかかってくると、

本当にインパクトあるんですよ。強いんですよ。

 

自分が患者にならなくても、家族が患うだけで、

弱気になってるとやられちゃうんです。

 

僕のこの世で一番大事な友人は、

お母様をガンの看病疲れで喪ってしまいました。

 

いつか、自分がガンに襲われたときのために、

あるいは大事な家族・友人が

戦いに挑まなくちゃいけなくなったときのために。

 

僕らは、

ガンと戦っている/戦った先輩たちの言葉を聞いておくこと

大事だと思うんです。

 

 

知る機会を活かそうよ

今度、7月23日(金)の夜に、東京・六本木ミッドタウンで、

「生活目線でがんを語る会」が開かれます。

詳細→「生活目線でがんを語る会」

 

ガンの治療法とか薬とか、免疫療法とか予防とか、

そんなのじゃなくて、ガンとともに生活するとはどういうことなのかを、

今、病気と戦っている方や、かつて自分やご家族が戦った方が、

彼女たち自身の言葉で僕らに伝えてくれます。

 

僕も医療周辺のお仕事をさせてもらっていますが、

製薬会社のビジネス抜きにこういう話を聞かせてもらうことって、

残念ながら、ほとんどないんです。

 

不安に負けたくないなと思う方は、

ぜひ、六本木まで足を運んで話を聞いてみませんか。

 

不安に対して、いっしょに、備えを築いておきましょうよ。

 

 

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04

7月

2010

幅があるといいよね_第5回紅茶大会

1〜2カ月に一回ぐらい紅茶大会っていうイベントをやってます。

いろんな人が紅茶をいれて、飲んで、お菓子を食べて、話をするという

それだけのイベントなんですが、それはそれでとても楽しい。

 

で、先日の7月3日。5回目の紅茶大会に参加してきました。

楽しそうでおいしそう

真横から見た銀河系の断面図ってあるじゃないですか。

左右に細くって、真ん中が上下に盛り上がってるやつ。

 

なんか、イベントの参加者構成がああいう風になるといいなって、

いつも思ってるんです。

 

a.紅茶のことをまったく知らない方がいて、

b.少しはまり始めた人がいて、

c.どんどん楽しくなってきた人や、

d.自分なりの入れ方、楽しみ方がある人、そして

e.他人に楽しさを伝えられる人

 

そんな感じの人たちが集まって、b〜dがボリュームゾーンになるといいなって。

 

熱くもなく、冷めてもなく

物ごとの楽しさって、スポーツ観戦もそうだけど、

マニアが熱くなって、唾・汗飛ばして語るに語っても、

なかなか興味持ち立ての人には伝わらないと思うんです。

 

で、逆に「紅茶(サッカーでも仕事でも人生でもなんでも)なんてさ...」って

卑屈になってみたところで、何も前には進まないし。

 

ほどよい楽しさをほど良く伝えられたらいいな、

そのためにはイベントもあんまりマニアックにしたくないなと、

そんな思いから、↑のような参加者分布を理想に感じていたわけです。

(参加者は先着順なので、僕には選別不能です)

 

ゆるゆる楽しい

そういう意味で、今回の紅茶大会は

けっこうそんな感じの分布になったんじゃないかなと喜んでいます。

 

紅茶に詳しい方々は、徹底的にくわしくて、やさしくて、

参加者の皆さんに紅茶をふるまいつつ、楽しく紅茶の魅力を語ってくれてたし、

アイスティーを上手にいれられるようになりたい

なんてチャレンジをしてくれた方もいたし、

「そんなに紅茶に興味があったわけじゃないけど」という方も

帰りには「楽しかった」と言ってくださったし。

 

別に僕は紅茶の伝道師でもなんでもないし、

上の分布だとc〜d程度の紅茶好きだけど、

こうやってみんながゆるゆると楽しんだ後に、楽しさが進化してくれてると、

すごくうれしいわけです。

読んでくださった方ありがとう

前回書いた「Jリーグの観にいきかた」も、そんな想いで書いたわけですが、

こちらが「読んでもらいたいな」と思った以上に大勢の方が読んでくださって、

共感してくだって、本当にうれしい限りです。

(観にいきかたに悩んでいる方がどのぐらい読んでいるかは不安だけどw)

 

また、今度、肩肘はらずにイベントができればいいなと思ってます。

紅茶大会に興味のある方は、参加者のSEAKさんがつくってくれた

下のまとめ動画(要ニコニコ動画アカウントです)を見てみてくださいませ。

 

1分18秒すぎに派手にお茶をこぼしてるのが僕です!

(SEAKさん、ありがとう!)

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02

7月

2010

Jリーグを観にいく方法

W杯の日本代表の活躍を見て、

「ちょっとJリーグを観てみたいかも...」

と思ったあなたへ。


Jリーグを観にいく方法をお教えします

(別に全然むずかしくないんだけどね)

 

時間のない人用に最初にいきなり「まとめ」があるよ。

まとめ

・前売り券がお得。コンビニで買えるよ!

・代表選手がいたり地元だったり、好きなチームをどうぞ

・サッカー専用スタジアムだと、より楽しいよ

・席はゴール裏よりも少し中央よりぐらいがオススメ

・装いはなんでもOK。ただし、応援チームの色を着てると幸せ

・1時間ぐらい前に着いておくと、いろいろ楽しい

・グルメは本当においしいぞ。あなどれないぞ。

・マスコットかわいい(一部を除く)

・選手の練習は30分ぐらい前から始まるよ

・帰りの道順は、ちゃんとおぼえておきましょう

[アドバイスいただいたので追記]

・夏場でも夜だと冷えるので、女性はひざ掛けがあると便利だよ

・ペットボトルは持ち込めないところがあるので、要注意だ!

【試合前】

チケット

まずはチケットがなければ試合は観られません。

もちろん当日券でもいいんだけど、

今は「観てみたい」と思ってる人も多いみたいだし、

興味ある試合があれば、前もって買っておいた方が良いですね。

 

そして何より、当日券よりお安い!


これ、なにげに大事なポイントで、

友達同士や家族で出かけるとずいぶんお得になって、

当日のビール分が浮いたりしちゃいます。


前売りチケットはローソンやセブンイレブンなどの

コンビニエンスストアで買えるのでチェックしてみてください。

試合えらび

Jリーグ、チーム多すぎですよね。分かります。

多すぎて、どの試合に行けばいいのか悩みますもんね。


試合は基本、土日の開催なので、日程は都合に合わせるとして、

問題はどこのチームの試合を観るかですね。


とりあえずは、この間のW杯に出た選手がいるチーム

なんかどうでしょう?

 

選手の名前で検索すれば、所属チームはすぐに分かるし、

知ってる選手がいた方が楽しいですもんね。

もちろん地元のチームを応援するのも、すごくすごく楽しいです。

 

あと、こだわりたい人にオススメなのは、

サッカー専用スタジアムの試合。

 
なにが良いって、選手が近い!

「ん?それだけ?」と思いました?
それだけです。

 

でも、それだけが思いの外、大きいんですよ。

選手の表情が見える、声が聞こえる、キックの音が、息づかいが…!!


近くで観る迫力は、想像以上に大きなものです。

普通の陸上競技場で観るのも楽しいんですけど、

ここは一つ、サッカー専用スタジアムに行ってみてはいかがでしょう。


首都圏だと、

さいたまスタジアム2002(浦和レッズ)とか

ナックファイブスタジアム(大宮アルディージャ)とか

フクダ電子アリーナ(ジェフ千葉)とか日立台サッカー場(柏レイソル)とか

ニッパツ球技場(横浜FC)とか鹿島スタジアム(鹿島アントラーズ)とか…

あと、東京ヴェルディがときどき試合をする西ヶ丘サッカー場もサッカー専用ですね。

 

関西だと、ホームズスタジアム(ヴィッセル神戸)…だけか。

[7/3追記]

8/8から使用されるキンチョウスタジアム(セレッソ大阪)も、

サッカー専用でした。ごめんなさい。(はてぶでご指摘いただきました。ありがとうございます。)


ほかには、ユアテックスタジアム(ベガルタ仙台)、

栃木グリーンスタジアム(栃木SC)、日本平スタジアム(清水エスパルス)、

ヤマハスタジアム(ジュビロ磐田)、豊田スタジアム(名古屋グランパス)、

レベルファイブスタジアム(アビスパ福岡)、

ベストアメニティスタジアム(サガン鳥栖)が、

サッカー専用スタジアム(抜けてたら補完します...)


東京からのアクセスやチケットの取りやすさ、

ピッチ(サッカーコート)の近さから言うと、

ナックファイブスタジアム(大宮)がオススメかもしれません。


あ、あと検索力高い人は、

屋根がついてるスタジアムかどうかを調べてから行くと良いでしょう。

([スタジアム名 屋根]で検索すれば、すぐ分かると思うけど)

 

周囲に迷惑がかかるため、

雨のときも傘を差さない(カッパを着る)のがサッカー場のルールなので…。

 

席種

行く会場は決めた。日程も決めた。

すると、問題はどの席で観るかってことですね。


サッカーの試合は、基本的にスタジアム中央→ゴール裏に向かって、

お高い→お安いと価格設定されてます。

なんでかって言うと、真ん中の方が試合が観やすいから。

野球のバックネット裏と同じですね。


で、皆さんがイメージする、上の写真みたいに

「オーレー、オーレー」言ってる人たちは、

大抵、ゴール裏にいます(…言ってないんだけど)。

 

なぜかと言えば、貧乏だから! 

ということではありません。


もちろん彼らは一年中試合観戦するので、

そんなに1試合ごとに高い席には座れないという事情もありますが、

それよりもゴール裏は自由席なので、

仲間同士固まって応援できるっていうのが理由です(一般論です)。


なので、皆さんがチケットを買うときに、

「安いから」という理由でゴール裏を買うと注意が必要です。

「一緒に声を出して応援したい!」という人なら良いのですが、

普通、いきなり大きな声を出すのは照れくさいですよね。

(でも、すごく楽しいですよ)

 

サッカー場には、「歌ってない人たち」の席もありますから、

最初はそっちの方が無難かも。

 

具体的には、ゴール裏以外


ゴール裏(自由席)とスタジアム中央指定席の間ぐらいが、

初めて観戦の方にはオススメ。価格的にも雰囲気的にも、

そのぐらいが妥当かなと思います。

もちろん、声出して楽しみたい方はゴール裏へGo!!

さあ、試合を決めた、チケットを買った。

あとは当日、スタジアムへ行くだけだ!

【試合当日】

装い

結構、気にしてる人が多いんじゃないかなと思うのは、装い。

当日の服装ですね。

うん、サッカー場の映像って、みんなユニフォーム着てる気がしますもんね。


でもね実際のところは、何だっていいんですよ。

案外、ユニフォーム姿じゃない人も多いですし

(テレビとか雑誌には映らないけど)。

 

ただし、相手チームのユニフォームカラーを着てると、

周囲の人が「おや?」と思う可能性があるので要注意です。

 

逆に、ホームチーム(本拠地チーム)のカラーに合わせた服装だと、

みんなが「仲間だな」と、口には出さないけれど安心してくれます。


なので、相手チームの色を避ければなんでもいい

(けど、できれば応援するチームの色を着ていこう)というのが、

当日の服装のポイントです。


雰囲気が気に入ったら、スタジアムでも大抵、

チームのTシャツが売られているので、買うといいですよ。

 

ユニフォームは高いから、後からでもOK。

 

時間

たとえば試合開始が19時の場合

 

指定席の場合は19時に行けば大丈夫です。

ただし自由席(ゴール裏)の場合、

中央付近は例の声を出す人たち(恐くはありませんw)で

埋まっていることが多いので、人数分の席を見つけるのに苦労します。

 

できれば試合開始の1時間前ぐらいには、

スタジアムに着いていたいですね(開場は大体2時間前です)。

グルメ

「1時間も前にスタジアムに着いて、何してろっていうのよ」

という方もいらっしゃるでしょう。

ええ、ええ。お気持ちはよーく分かります。退屈しちゃいますよね。

 

でもね、サッカー場って、案外サッカー以外にも楽しいことあるんですよ。

なので、試合前は全然、退屈することなんてないのです

(試合会場により多少の誤差はあります。ご了承ください)。

 

で、ひまつぶしに何がオススメかっていえば、

何と言っても、グルメですよ。

グ・ル・メ!!

 
これはもうね、地方に行けば行くほど、スタジアムグルメは充実してます。

関東近郊だと、鹿島スタジアムのグルメは抜群・・・らしいです。

(僕はいつも鹿島の敵チームなので、スタジアムの一部地域に隔離されていて、

 グルメを堪能したことがないのです。泣)。


まあ、いずれにしても、どこのスタジアムも美味しいもので一杯。

競技場の中に入る前(チケットをもぎられる前ですね)にも、

屋台村が並んでるケースがあったりするので、チェックしてみてください。


ご当地の名産品だったり、人気レストランの出店だったり、旬の味だったり。

サッカー場は、隠れたグルメスポットなのです!

ひまつぶし(と書いてエンターテイメント)

グルメで十分に時間はつぶれるわけですが、

それでも退屈という方は、スタジアムの中を散歩しちゃえばいいんじゃないですかね。


国内のサッカー場では屈指の勾配(!)を誇る豊田スタジアムの4階自由席なんて、

一見の価値ありですよ、ほんと

(高所恐怖症の方は降りられなくなるので、絶対に行っちゃダメです!)

 

あと、大抵のスタジアムでは、マスコットがうろうろしてます。

 

Jリーグクラブのマスコットは、世界屈指のかわいらしさなので(一部を除く)、

彼らの行動を目で追うだけで、案外退屈しないものです。


他には、試合開始30分ぐらい前には、選手たちがグランドに出てきて、

ウォーミングアップを始めるので、それを観るのも楽しいものです。


日本代表選手など、お目当ての選手がいる場合は、

どの選手かなぁと早めに探し出しておくといいかもしれませんね。


さあ、ウォーミングアップが終われば、いよいよキックオフです!
(試合中は思う存分、驚き、喜び、叫んで楽しんでください)

帰り

試合はいかがでしたか?

また、観に来たいと思うような試合だったら良いのですが...。


さあ、帰りです。

 

少なくとも3,000人、多い場合は50,000人以上の人が一度に帰路につくので、

混雑を避ける方法は、正直ありません。ごめんなさい。


なので、

・帰りの道順をチェックしておく

・電車のチケットを買っておく

・バスの乗り場を確認しておく

・車を止めた場所をおぼえておく

などのことを心がけておいてください。


知らない人の背中について行こうと思うと、

突然、住宅街の真ん中でひとりぼっちになったりするので

要注意です(特に等々力陸上競技場)。

 

 

 

以上、長々と、「Jリーグの観にいきかた」を解説しましたが、

実際にスタジアムにでかけちゃえば、そんなに難しいことはありません。

 

選手のプレーに「おぉぉぉっ!」と言ってる間に、

90分はすぐに終わっちゃいます。


サッカー好きな人は、

テレビカメラに映らないところがサッカーは面白いなんてことを言います。

ボールを持ってない選手がどんな風に動いているのか、

選手同士はどんな声をかけているのかなど、

スタジアムでしか触れられないサッカーの魅力はたくさん。


もし、W杯でちょっと興味をもったなら、

ぜひスタジアムへ足を運んでみてくださいね。

 

おいしいグルメと興奮が、皆さんをお待ちしています。

おさらい

・前売り券がお得。コンビニで買えるよ!

・代表選手がいたり地元だったり、好きなチームをどうぞ

・サッカー専用スタジアムだと、より楽しいよ

・席はゴール裏よりも少し中央よりぐらいがオススメ

・装いはなんでもOK。ただし、応援チームの色を着てると幸せ

・1時間ぐらい前に着いておくと、いろいろ楽しい

・グルメは本当においしいぞ。あなどれないぞ。

・マスコットかわいい(一部を除く)

・選手の練習は30分ぐらい前から始まるよ

・帰りの道順は、ちゃんとおぼえておきましょう

[アドバイスいただいたので追記]

・夏場でも夜だと冷えるので、女性はひざ掛けがあると便利だよ

・ペットボトルは持ち込めないところがあるので、要注意!

 

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