2009年

6月

14日

「気をつけて」のコミュニケーション考

昨日も今日も駅で友人と別れる際に「気をつけて」と声をかけました。

しかし今の東京の鉄道で「気をつける」ことなんて、何があるんでしょうか。電車がテロの標的になったり、事故にあったりかな…。でもそれって本人が気をつけてもどうしようもないことだし、ほとんどあり得ないことでしょうし。

 

ならばなぜ、僕は「気をつけて」なんて言葉をかけてしまうのでしょうか?

 

もしかしたら、無意識のうちに「『気をつけて』って声をかけてる俺って、かっこいい」と思っているのでしょうか。それだと恥ずかしいなぁ。

 

でも言われた方としては、「気をつけて」と声をかけられるのは、悪い気持ちではないですよね。「じゃあね!」で、スパッと関係が切れてしまうのではなくて、相手の道中にも微妙に思いを馳せることで、意識下において関係性がダラッと継続するというか。

 

濃密なコミュニケーションはともかく、うっすらと、ひっそりと、そして、こっそりと。その日のコミュニケーションをフェードアウトさせるために、「気をつけて」の一言を効果的に使えれば良いなと。

おそらく、自分の意識を屁理屈でこり固めれば、そんな意識で「気をつけて」と口にしているはずです。

 

ちょっとした一言で、相手との関係を良好なものにできるのならば、そんな魔法のフレーズをたくさん蓄積していきたいな。そうすれば、もっと格好良い大人になれるんんじゃないかな、なんてことも思います。