2009年

9月

07日

テニスができる国はすてきな国だ

「僕が望むすてきな国は、テニスをしたいと思えばすぐにテニスができる国だ」
と、何とはなしに先日twitter上でつぶやいたのですが、我ながらこれって「すてきな国」の本質をついているのではないかと思ったので、あらためて考えてみます。

テニスをしたいと思った際にすぐにテニスができるために必要なものは、(1)場所、(2)相手、(3)時間です。あるいはそれらを確保するための(4)お金も必要でしょう。
ふと思い立った際にコートを確保できて(1.場所をクリア)、何日も前から友達にあたらなくても、登録してある地域の人とすぐにテニスができて(2.相手をクリア)、しかも24時間365日対応で、どんな職業の人でも利用できる(3.時間をクリア)。そしてそれらが公営管理で安価で利用できれば、なお素晴らしい(4.お金をクリア)。
Jリーグの百年構想や文部科学省が推進する総合スポーツクラブ構想で、スポーツを媒介とした世代間(地域)コミュニケーションが語られます。僕は、信者と言っても良いぐらい、こうした構想には与する立場ですが、かといってクラブという箱だけつくっても、そこに上記4つの課題をクリアするソフトがなければ何にもなりません。逆に、こうした課題をクリアできる場所を行政が用意できれば、僕らの生活にコミュニケーションが生まれる可能性が高まります。そうしたコミュニケーションが、閉塞感に苦しむ人々への一助となれば、すてきな国ではないでしょうか。

そこへ至るまでの道のりは、果てしなく険しいものになるとは思いますが、いつかきっと、おじいちゃんもおばあちゃんも、おっさんもおばちゃんも、おにいちゃんもおねえちゃんも、ぼうやもおじょうちゃんも。みんなが、笑顔で同じコートに立つ日がやってきてほしい。
官僚主導だったとののしられているこれまでの自民党政権にはできなかった。政治主導へ移行すると宣言している民主党政権ならば、果たしてできるのか。それとも次の局面を待たなければならないのか。
早く日本が「テニスをしたいと思えばすぐにテニスができる」すてきな国になるように。それが僕の願いです。