なんで「今の若い奴らは」なんてこと、言ってみるんでしょうね?
40間近な僕からしてみたら、「今の若い奴ら」はすごく頼もしく見えるんだけど、
もうちょっと上の世代(60年代生まれ以前)の人には、そうは見えないみたいです。
「あいつらはネットでしか人とコミュニケーションしない」
「すぐに人に頼る」
「頑張ろうとする気概がない」などなど。
年を重ねて「事なかれ主義者」になった僕は、その場では
うなづいたふりをしてやり過ごすわけですが、
今の時代、どう考えても「若い奴ら」の方がしっかりしてると思うんですよ。
今日、お会いした、すごく大きな会社のすごく偉いおじいさんは、
やっぱり若い人を批判しながら、今は明治維新・敗戦につづく、
近現代日本3度目の大変革期なんだと、説くわけです。
そうですか。変革期ですか。
ならば、古い習わしにとらわれ、周囲を恫喝している
上の世代から退場していくことになるじゃないですか。
これまでの実績や経験に依存していればいるほど、
新しい時代には対応できないはずですから。
変革後の新しい価値観を創り出すのは
ネットでコミュニケートできて、人に頼るスキルを持ち、
肩の力を抜いて生きていける若い奴らじゃないですかね。
僕自身は若い世代ではないけれど、
絶対に「若い=格下」という安直な思考を持たずに
生きていきたいですね。
それよりも柔軟性で、若い奴らに負けたくない。
笑われても、バカにされても、時には若い人に教えを請うても、
その変革期とやらを乗り切っていきたいなと。
そんなことを考えさせられる一日でした。
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山本晴美 (木曜日, 04 2月 2010 12:12)
サイト全体、リニュアルされたのですね。
お会いしたことはないのにナニですが、
より安藤さんらしさが伝わってくるような。
地に足をしっかりつけて、
時には砂を踏みしめながら。
足元見つめて、空を仰いで。
柔軟性とバランス、適宜、頑固に。
若い世代へも、上の世代へも、
最低限、相手への興味を持つことは
忘れずにいたいなと感じた次第です。
安藤 (金曜日, 05 2月 2010 03:28)
ありがとうございますっ。
おっしゃるとおり、指で大地をつかむように、
空を見上げて、生きていけたらなーって思います。
若者に謙虚に学び、自分の経験には心の中で誇りをおぼえ。
ほんと、なにごともバランスですね。