2010年

4月

28日

これから

今日、お会いした方と「専業ライターは厳しいですね」

という話をしてきました。

 

本当に厳しいと思います。

昔から専門分野を持てと言われてきた仕事ですが、

いまや、多少の専門性程度では厳しくなっているようです。

専業ライターが置かれた状況が厳しいのには、

 

1.書き手の増大

2.単価の下落

 

という2つの大きな背景がありそうです。

 

1は、blogやtwitterなどで書くという行為が一般に浸透してきた。

それによって「書き手」(兼業ライター)の数が増大し、

専業に頼まなくても専門性の高い書き手が見つかるようになったということ。

 

たとえば医療系の記事であれば、医師や薬剤師が

文章を書けば、言うまでもなく高い専門性が発揮できてしまいます。

 

しかも彼らはその収入で生活しているわけではないので

原稿料は多少安くても、セルフブランディングにつなげられれば

良いというケースもあるわけです。

 

 

そして"2"につながるわけですが、ブランディングに記事を活用したいと

いう人が安価に原稿を書けば、当然、執筆料の相場は下落します。

また、エンタメ系などでは「実績づくり」のために1本数千円という

相場から大きくはずれた額で仕事をするライター志望者の方もいるようです。

 

もちろん媒体社の広告収入も(紙、ウェブを問わず)落ちていますから、

その点からも執筆料は減少傾向にあります。

 

 

そもそも参入障壁の低い職業ですから、一旦、バランスが崩れてしまえば、

もう雪崩を打つように状況が変わってしまう。

まさに今のライター業界がそうかもしれません。

 

 

と、まあ、そんなことを愚痴っていても人生ゲームの

資産が増えるわけでなし、自分にやれることはやっていなければいけません。

 

かつてフリーライターは

「40になれば作家先生になるか、編プロの社長になるかだ」

と言われていましたが、今は単純編プロを起こしても厳しいご時世です。

 

じゃ、何をやるか...............。

 

目指す方向は人それぞれだと思いますが、

僕も目標に向けて、それ以前に生きていくために

頑張らなくちゃいけませんね。