ダイアログ・イン・ザ・ダークでリタイアしてきました。
というか、最初の真っ暗なところで立っていられなくなったので、
リタイアというより、スタートもしていません。
ダイアログ・イン・ザ・ダークというのは、
まっ暗闇を体験するイベント。
http://www.dialoginthedark.com/
視覚障害者の方のアテンドに沿って、
初対面の人同士がチームとなって、さまざまな体験を通じ、
視覚以外の感覚やコミュニケーションの可能性を感じるものだそうです。
観覧車の一周に耐えられないほどに閉所が苦手な僕ですが、
ボランティア体験のある方や実際にイベントを体験した妻の感想を聞き、
すごく興味をおぼえ、思い切ってlite版に申し込んでみました。
が、最初の真っ暗闇になった部屋でダメ。
動悸が激しくなって、「逃げ場がない。恐い。」としか頭に浮かばず、
パニックでその場に立っていることすら無理に。
リタイアすることを口にするので精一杯でした。
情けないし、悲しいし、アテンドの方や同じグループの方に申し訳ないし...
こんなに自分で自分に腹が立って、むなしいのはいつ以来でしょうか。
ただ、僕は無理でしたが、ほとんどの方はリタイアすることなく、
これまでにない体験をすることができるようです。
視覚がふさがれた中で、どんな感覚がわき起こってくるのか。
周囲の(しかも初対面の)方々とどんなコミュニケーションがとれるのか。
結局、僕には分かりませんが、真っ暗闇の中で知らなかった自分と
出会えることもあるようで、そこに至れなかった自分が悔しくて仕方ありません。
会場に掲示してあった皆さんの感想などを読んでも
年齢も性別も関係なく、皆さん、素敵な思いを記していらっしゃいます。
スタッフの方も、親切にいろいろなことを説明してくださいますし、
会場で困ることはなにもありません。
興味のある方は、一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
コメントをお書きください
nana (金曜日, 30 7月 2010 22:33)
気持ちわかります。ダイアログ・イン・ザ・ダークに興味があるのですが、リタイヤしてしまいそうで挑戦できません。
同じ理由です。
安藤 (日曜日, 01 8月 2010 15:02)
nanaさん
コメントありがとうございました。
やはり、怖いですよね。
あっさり挫折してしまった人間が言うことじゃありませんが、
アテンドの方、スタッフの方は皆さん親切ですし、
会場の雰囲気はとてもやわらかい素敵な感じでしたよ。
体調の良いときに検討してみてくださいね。
Rolland (月曜日, 23 7月 2012 05:47)
I was looking for something similar, I am very grateful you have shared this subject