なんでみんなそんなに学びたいのさ。
そりゃぁね。子供はいろいろ学んだ方がいいと思うんだ。
学校へ通って知識が増えれば物の見方が広がるだろうし。
でもさ、もういいんじゃない?
知識も増えて、経験も重ねて、
そこそこ大人になったところで、
「あれをやらなきゃ」とか、
「自分は未熟だな」とか、
「もっと勉強しなきゃ」とか。
もっと楽しめばいいんじゃないかな。
学習とか勉強じゃなくて、人生。
道徳の教科書みたいな考え方はゴミ箱に捨てて、
のんびり、ゆっくり、自分を甘やかしながら生きてったらいいじゃん。
学びなんて結果でしょ。
肩に力を入れず、人生の流れに身をゆだねて漂いながら、
気づいたら何か身についてた、っていうような。
たとえば「仕事で必要だから英語を勉強しました」ってなことでも
仕事という流れに乗るために身についた結果なんじゃないかなと。
「仕事のため」が目的じゃなく、まして「英語を話す」が目的でもなく、
人生の流れに乗ってたら、英語力を身につけてましたっていうこと。
今風(?)に言えば、学ぶことは"インプット"ってことなんだろうけど、
そんなものに「がっついてたら、品がありませんことよ」って。
仕事じゃなくたってさ、生きていくこと全般。
もう、あんまりがっつかなくていいんじゃないかなって。
大人だもん。生きてりゃ、イヤでも学びは生まれますって。
池の鯉みたいにパクパクしなくたっていいんじゃない?
人生を楽しむのはすごく難しいけど、
そこに流れてる人生に乗っかっていけば、
楽しめなくても、苦しくっても、
それはそういうものとして受け入れながら
生きていくことぐらいはできるんじゃないかなぁ。
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