2010年

12月

21日

Jリーグは外国籍選手枠の緩和を

帰りの電車のお供にと購入したサッカーマガジン

特集は「欧州思考 ニッポンを強くする男たち」

 

欧州に移籍したい気持ちの「志向」でもなく、欧州に移籍しやすい制度的な「指向」でもなく、「欧州『思考』」なのは、選手たちが何を考えているかに焦点をあてているからでしょうか。

ひときわ華やかで、注目度が高く、サッカーのレベルが高く(本当にそうなのか、僕には分からないけれど)、日本より収入も得やすい。

ワールドカップ以降、国内の選手たちが続々と欧州へと仕事場を移しています。

 

今夏以降、すでに欧州移籍を果たした有名選手は、

香川(C大阪→ドルトムント)

内田(鹿島→シャルケ)

川島(川崎→リールス)

永友(FC東京→チェゼーナ)

阿部(浦和→レスター)

矢野(新潟→フライブルク)

 

さらに、今オフ、家長(C大阪[本籍G大阪]→マジョルカ)の移籍も決定。さらに、岡崎(清水)や細貝(浦和)にも海外移籍の噂があるようで。よくもまぁ、こんなに次から次へと、ヨーロッパへと選手が旅立つものです。

 

国内のJリーグをメインに応援している立場としては、こうも次から次へと選手たちが「欧州へ行くことこそ正義」といわんばかりに、日本を離れていくのは寂しいし悲しいことではあります。けれど、まあ働く場所を選ぶ主導権は彼らにあるわけで、応援させてもらってる身としては悪口を言うわけにもいきません。

 

でも国内リーグはどうするんでしょう。

ただでさえ「チーム数が増えすぎてレベルが低い」なんてことを言われるのに、もしも100人単位で選手が渡欧したら、三流選手しか国内に残らなくなってしまいます!

 

100人なんてあり得ないと思うかもしれませんが、この夏以降だけで10人前後の選手が海を渡っているわけで、これから爆発的に日本の特に安く買いたたける若手が、ヨーロッパに進出する可能性だってぬぐいきれません。今年の宮市(中京大中京→アーセナル)のようなケースが、グンと増えるかも。

 

そうなる前に僕は、外国籍選手の枠を緩和してくれないかなぁと夢想するわけです。「Jリーグ思考」の選手を増やせばいいのにと。こないだクラブW杯を制したインテルミラノのスタメンにはイタリア人はいませんでした。でもミラノの街やドーハのスタジアムでは、青と黒の装束に身を包んだ人たちが声を枯らして自分のクラブを応援していました。

 

僕は仮に名古屋のスタメンが全員日本人じゃなくなっても、そりゃあちょっとは寂しいけど、応援できる自信はあります。

 

日本を飛び出す選手に自由を与えるんなら、日本に来たい選手にも自由を与えてあげられないものかなと思うんですよね。

もっともブラジルの景気がいいみたいで、景気の悪いJリーグがブラジル人選手を獲得するのも難しくなっているようですが、ここは一つ、外国籍選手枠の緩和を夢見て、欧州へ渡った選手たちの活躍を見守りたいと思います。

< 前の記事

次の記事 >